   
2階の目線2001
第3節 対 名古屋グランパス(瑞穂陸上競技場)
「今日は応援に来たんじゃぁない。確認しに来たんだ。」
試合前のK林さんの一言。確かに名古屋の調子はいいとは思えないが、いくらなんでも、この試合の勝ち目は薄い。それでも、横浜側ゴール裏には、昨年の同カードと同じくらいのサポーターが集った。確認しに来たのは、現在の我がクラブの実力、そして、負けパターン、もしくは、こんな状態でも勝ってしまう運、それとも遠路はるばる此処まで来てしまった自分の気持ち。
「いやぁ今日はフットボールらしい雰囲気だな。こっちの側は厚着してる人が多い。いかにも遠路からのアウエーの風情だ。」
それもそのはず、横浜は今日は雪。名古屋は昼までは雨だったが、試合開始頃には晴れ間が出てきた。
瑞穂のアウエーの選手紹介は凄い。おざなりなんてものじゃないのだ。とにかく簡単に済ませる、というより早口だ。早口言葉並のスピードで一気に読み上げる。掲示板の文字表示も急いだが、読みのスピードには追いつかなかった。
この試合は噂のサードユニフォームで登場。黒がカッコイイ。
「すげぇカッコイイじゃん。ブンデスリーガみたいだ。」
「バイエルン対レバークーゼンみたいだ。」
「強そうだな。」
「みろ、上野までシャキッて見えるぞ。」
試合の前半はゆったりとしたペース。今年の名古屋は、これまでも、前半戦はエンジンの掛かりが遅い。それも幸いして無難な立ち上がりとなった。名古屋はストイコビッチの動きが悪い。練習中に負った怪我の影響か。そういえば、昨日、ミロシェビッチ元大統領が逮捕に抵抗して故国では紛争が起きているというニュースがあった。対して、これまでよりも確実に良くなってきているのは市原から移籍の酒井。中盤でのチェックも厳しくドリブルもリズミカル。そのため、こちらは坊ちゃんが前に出てくることが出来ない。坊ちゃんはストイコビッチ以上の不振で、まったく切れがない。1対1はほとんど負けている。
デフェンスは安定している。数馬は落ち着いた対応がきているし、小村も強い。中盤で永山が捌いてくれるので、遠藤と上野は自由に前線に動くことが出来る。これは良いバランスだ。サイドはやや不安がある。石川はどうしても前に出きれない。バックラインにまで下がってしまうことも多い。ボランチがボールを持ったときに右の前方にぽっかりとスペースが空いてしまうことも多々。ユース代表の時のように、遠慮なくドリブルで勝負してみてもイイと思うが、中途半端な横パスが目立つ。波戸は前へ後ろへと大忙しで、ディフェンスラインを突破されても最後尾にまで全速力で戻って相手を追い越してクリア。相変わらずのスピードぶりだ。さすがに、後半はバテていたが。
安心の立ち上がりだが、こちらには勝機が見つからないのも、また事実で、これは硬直状態。
そこで、ゴール裏が盛り上がったのはハーフタイム。ミニモニの曲に合わせてグランパスのキャラクター3匹が可愛く(小さく)踊ってくれた。もう、これが、可愛いのなんのって、もう大喜び。
K林さん
「黒ユニは見れたし、ハーフタイムは楽しいし、これで試合さえなかったら申し分ないんだけどなぁ。」
後半は両クラブともに守備にほころびが現れ、また必勝の名古屋が積極的に攻めに出てきたのでゲームが動いた。楢崎には激しい口激が凶悪席から浴びせられた。
「なんだか脇が甘そうだなぁ。」
「脇を撃て、シュートは脇だ!!」
「ニアのグランダーで撃て!ニアだ!!」
「脇にシュートコースが見えるぞ!!」
「どんどんミドルを撃ってけ!嫌がらせのつもりで脇をねらえ!」
「いや、石井君、これは嫌がらせの『つもり』じゃないぞ。嫌がらせだ!!撃て!脇だ!!」
フランス戦のミスをネタに集中砲火はやむことを知らず、はじめは怪訝そうな顔で見ていた周囲の名古屋サポーターも、あまりの「脇」「脇」「脇」のコールオンパレードに自然に身体が反応し始める。ちゅうど、長年体内に杉花粉を蓄積し続け、ある一定量を超えると、突然花粉症が発症するかのように、「脇」の声に笑いが止まらなくなる人が現れた。でも、こっちは真剣なのだ。
「いいから、脇をねらえ!」
「脇じゃなかったらトレツェゲで行け!」
「坊ちゃん、プレステみたいなフリーキックを決めろ!!」
「じゃなかったら脇だ!!」
ところが、シュートはなかなか入らない。
「ゴールポストの脇に撃ってもダメだよ〜!!」
城は前線で起点にはなるが、シュートを打つ場面、というより気配がない。
「ちょっとは背番号以外も、こっちに見せろ!!」
すっかり頼りにならなくなったエースの不振をあざ笑うかのように、上野の左足のミドルシュートが、楢崎の右手の下をかいくぐり、突如、ゴールポストの右隅をグランダーで打ち抜いた。
「見ろ!脇が甘いなぁ〜!!」
同点になり勝負を賭けたオッシーは木島を投入。再三の突破が名古屋ディフェンスを慌てさせる。中盤からのドリブルでゴール手前まで持ち込むこともしばしばとなり、ゲームの流れを引き込み始める。木島はペナルティエリアまで突進し、あと2人をかわすだけ・・・というところで美しいスルーパス・・・が、そこには、その付近にも味方選手は誰一人いなかった。確かに美しいパス。強さも絶妙。しかし、木島はドリブルの途中で、そのエリアに目線を送ることはなかった。自分のイメージの中の絶妙のラストパス。
「木島よぉ〜てめぇ勘でサッカーやるな!!」
ま、しかし、今日の木島は効果的だった。次は、パスも頑張ろう。
名古屋は勝ち点のロスは避けたく酒井に替わって岡山を投入。市原戦での劇的な逆転パターンだ。岡山はサイドからパスを受けて突破をはかる。おかげで横浜の両サイドはペースを失う。しかし、逆に酒井のマークが外れた坊ちゃんは自由になり中央からロングボールをサイドに配球することが出来るようになる。終盤は横浜ペース。城が、まさかの宇宙開発で最大の決定期を失ったものの、勝利までは、あと一息に思えた。一方の名古屋は、当然、切り札の森山を投入。とにかく危険な男だ。すでに後半に急ピッチであった田原のアップは終わっている。ゴール裏からは不振の城を見限り、田原投入を期待するムードが充満した。だが、オッシーは違った。投入したのは田中と金子。明らかに中盤のバランスを考えた引き分け狙いだ。格下クラブの常套手段を、ここで選択したのだ。こうなると、名古屋はなにがなんでも勝利を狙ってくる。ストイコビッチ、森山、岡山がゴール前のクロスを往復させる。カウンターはスピードを上げ、運動量が多かった波戸は、最終ラインには戻ることが出来なくなってきた。
「まずい、すっかりピクシー大活躍のお膳立てが出来てしまっている。」
が、ときたま、こちらも反撃する。残り時間わずか。ゴール前のフリーキックに、突如オッシーが動いた。
「田原行け!」
しかし、田原はすっかり靴を白いトレーニングシューズの履き替えて着替えも終わり、手元に脛当てもない。大急ぎで着替えが始まった。しかし、ゲームは動き出してしまう。間に合わないのか?
「誰か揉めろ!ゴール前で誰か揉めろ!!」
「イエローもらっていいから誰かとぶつかれ!」
「誰か倒れろ!!」
思いついたありったけのアイデアを皆が野次で披露したが、結局レフリーはキックを急がせた。着替え途中の無惨な田原の姿が固まった。
最後に岡山が川口との1対1を右サイドに外したところでホイッスル。激闘は結局引き分け。とりあえず、勝ち点1はものにした。
今日のポイント
●強運、飛び出し、フィード、全てで楢崎を上回った川口。
●脇を痛めている遠藤のけが人とは思えない運動量。
●最後の岡山のシュートは森山だったら入れていた。
●もの凄い入りで帰りは危険な状態になったスタジアム。
今日のお値段
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石井和裕
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寸評:エキサイティングな試合展開。これでピクシーと坊ちゃんが
本調子だったら、どんない良かったことか。 |
| 評価額:¥4200 |
| 楢崎の脇の向こうに世界が見えた |
300
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| 無料のマッチデープログラム |
300
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| 名古屋の中盤のダイレクトパス |
500
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| ストイコビッチの存在そのもの |
1000
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| ハーフタイムショーはプチモニグランパス |
800
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| 波戸の守備 |
200
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| 上野の左足 |
600
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| 黒ユニフォーム初 |
500
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| みそカツ&手羽先&きしめん |
1000
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はるな
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寸評:勝ち点1が非常に大きい試合。
チームが上昇気流に乗る一歩手前の試合のような。
このまま上向きに行けば中盤戦はいけるかも。 |
| 評価額:¥1100 |
| SA席が見難かったので自由に移動 |
-1000
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| 自由席通路の狭さ |
-200
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| 遠藤本当に怪我?と疑うくらいの運動力 |
300
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| 能活VS楢崎 |
2000
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| 俊輔キレ無し |
-200
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| 姫久々のミドル |
500
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| グランパス3人衆のミニモニ |
100
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| 帰りの瑞穂運動場駅の混雑 |
-400
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YOSHIE
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寸評:観戦3試合連続引き分け。点が入っただけましではあったけれど、
いい加減、勝つ試合を見たいものです。
予想していたよりは悪い状態ではなさそうで、ちょっとだけ安心しました。 |
| 評価額:¥2800 |
| 基本料金 |
1000
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| 小村さんのキャプテンマーク |
500
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| サードユニかっこいい |
500
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| 期待以上だった數馬 |
500
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| がんばる若い子達 |
500
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| ベテランも負けてないぞ |
300
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| 生で初めてピクシーを見た |
1000
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| グランパスくんのハーフタイムショー |
800
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| また引き分けかい |
-500
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| シュートを打たないFW |
-1000
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| 目立たなかった俊輔 |
-300
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| ボール取られすぎじゃない? |
-500
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ocdiano
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寸評:押されてはいた物の、調子自体は上向き。
来るべき天王山に向け準備は整った。
あとは城の問題。シュートたったの2本って、どうよ。
#しかもそのウチの1本は例のホームランだし。
後ろ向いてると一応機能しているだけに評価が難しいのだが・・・。
#って、鹿島の13番と同じじゃんか。
ストイコビッチ大先生、我々に見せてくれた最後のプレーは、
「神の手」であった・・・。 |
| 評価額:¥2400 |
| 満員の瑞穂。但し寒かったが・・・ |
500
|
| 苦手の瑞穂で今世紀初勝ち点 |
500
|
| キジ投入で流れが変わる |
200
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| ハーフタイムショー |
500
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| 忘れた頃にやってくる上野のミドル |
800
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| ウェズレイのスーパーゴール 悔しいけど |
200
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| 楢崎の甘い脇 |
300
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| 「これがGKだ」川口能活 |
200
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| 城彰二、今季1号(推定飛距離30メートル) |
-500
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| 気が付けば降格圏内 |
-200
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| 帰りの混雑 |
-100
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|
オムラー
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寸評:やっとのことでつかんだ勝ち点1。勝ち点3は次まで持ち越しも、その
気配は十分あり。
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| 評価額:¥2300 |
| チケット代 |
2000
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| 上野名人のミドル |
600
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| 遠藤の頑張り |
800
|
| 初の3rdユニ |
300
|
| 木島をスーパーサブに |
100
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| グランパスくんファミリーのミニモニ |
200
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| 城彰二(駄) |
-1600
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| ピクシーイライラ |
500
|
| 田原ちゃんとスパイク履け |
-600
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