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![]() 第15節 コンサドーレ札幌 寺山レポート 札幌というと確かに遠いが、飛行機だと羽田空港からわずか1時間10分で新千歳空港へ着く。そこから40分ほどで札幌だから、なんだかカシマよりも近いみたいだ。 昼はラーメン横丁へ行き、味噌ラーメンを食す。店の人が「そこの席はクーラーが来なくて暑いでしょ、ごめんねー」と言うが、横浜より気温が低いためそんなに暑いと感じない。日に当たるとさすがに暑いが、日陰ならまったく問題無く、アウェー客にも優しい気候だ。 大通り公園を歩いていると、怪しげなオンボロ屋台を発見。「町の便利屋さん」と書いてあるが、サッカー選手の名前のついたプレートがたくさんぶら下がっており、なんだか正体不明。そのプレートを売っているのか、気のふれたオジサンが趣味で飾っているのか・・・。他に2002年ワールドカップとか、札幌市(札幌ドーム)とかトラックに書いてあり、全く得体が知れないがどうにも気になる。ただしあれだけ目立てばおそらく地元サポには有名であろう。試合後には札幌ドーム周辺にもいた。 スタジアムへは地下鉄で福住という駅まで行き、そこから徒歩10分とアクセスが非常に良い。ちなみにこの福住駅の上には「エスパ」という大型スーパーがあり、道の向かいにはNISSANブルーステージがあった。だからどうしたという事のほどではないけれど。駅から歩いてしばらくすると、どどーんとでかいUFOみたいなのが見えてきた。ドームなので外から見るとまるでサッカースタジアムの雰囲気はないが、それはきっと慣れの問題なのだろう。スタジアムへは手荷物検査を受けて入るが、検査の後に駐車場の側を通るので簡単にカットできてしまうし、検査自体も甘かった。 座席は背もたれ、カップホルダー付きだが新横よりも座りごこちが良い。S席の中段だったので非常に見やすかったが、ゴール裏でもスタンドがグラウンドよりかなり高い位置にあり、傾斜もあるから観戦しやすそうである。売店は収容人数の割に少なく、特に食料品は1時間並んで結局品切れという場合もあった。しかしビール(サッポロクラシック)だけは並ばずに買える。 前座に北海道高校選抜VSコンサドーレ札幌ユースの試合をやっていた。以下、うちの息子(5才)との会話 さとし 「おれはいま北海道にいるから北海道をおうえんするんだ!」 父 「だけど北海道の中に札幌という所があって、今札幌にいるんだよ。札幌は応援しないの?」 さとし 「???」 父 「じゃあ次の横浜と札幌の試合はどっちを応援するの」 さとし 「うーん・・・」 # そこで悩むなよ、おい! 洗脳がまだ足りないか(笑) 試合が始まる頃にはほぼ満席になり、まわりは赤赤赤。これはものすごいアウェー状態だ。新横ではなんとなく横浜びいきのサッカーファンというのが多いが、ここではほとんど全ての人がコンサドーレを応援するために来ている。4万人の声とメガホンの音などがドーム内に反響してえらい迫力だ。ゴール裏には少ないながらも青い集団がいるけど、指定席ではすごく肩身がせまい。なかむ〜さんが隣にいて良かった。 前半はやはり札幌がしっかり守ってウィルへつないで速攻というパターン。大歓声の後押しにも、今まで自分達のやってきたゲームプランを変える様子はない。一方横浜はいつものようになんとなく中盤を支配するが、いつものように決定的なチャンスは作れない。不用意にくさびのパスを入れると、出足鋭くカットされて速攻を食らう。ぼっちゃんが復帰したおかげでセットプレーには期待が持てるが、逆にそれ以外では期待が薄い。2トップを比べると平間、外池に対し、ウィル、播戸。どうも後者の方が点取れそうである。そんな感じでゲームが進むうちに、ちょっとした守備のスキをつかれて失点。まったくもっていつもの負けパターンだ。早く外池に代えて田原を入れないかな。 後半開始も田原は投入されなかったが、ぼっちゃんを中心に少しずつリズムをつかむ横浜。遠藤が中央を抜け出してGKと一対一になり、シュート!そしてキーパーはじいた所をオニクがまたシュート!でも決まらず。しかしその後コーナーからエース小村が押し込んでついに同点だ。やはりぼっちゃん、小村がいるとセットプレーもチャンスになるぞ。今日はFKの場面も多かったが、その度に前のオヤジが「中村ァー、どうせ入らないから蹴るのやめとけー」と野次る。しかしそう言うのもそれが怖いからに他ならない。もしぼっちゃんがいなければ、ゴールの可能性はないに等しいから野次る必要もないのである。 さて同点の後、完全に流れは横浜に。ここで外池に代えて田原に代えると思いきやまだ動かない下條。そして平間の思いきったミドルがバーに当たってはね返った所に、外池がヘディングシュート!しかしGKの手にすっぽりと収まってがっくり。だから早く下げろって言ってるのに。また左サイドも木島で勝負には行かないのか?確かに守備のバランスを考えればオニクだが、それではサイドをえぐれない。やっと30分くらいに田原投入だが、もう試合の流れはすっかりイーブンになってしまった。試合終了間際には札幌にサイドを深く崩されて、あわや失点かという場面があり、そのすぐ後には平間がGKと一対一になるという息もつかせぬ展開。まったくもって疲れる試合だがすごく面白い。 延長は磐田戦のようにノーガードの打ち合いだ。ただあの時よりも横浜に決定的チャンスが多い気がする。特に延長前半終了間際のぼっちゃんのシュート。なかむ〜さんと共に「やったーついにVゴール!」と立ち上がった後にずっこけた。立ち上がると座席の座る部分が一度上がるため、再び座ろうとしてもイスがないのだ。しばし、座席下に埋まり立ち上がれない二人・・・。うーん、勝つってこんなに大変だったっけ? 延長後半もピンチとチャンスの連続でハラハラドキドキしっぱなし。しかし前のオヤジは、両チーム決定力に欠けて、もう勝敗がどうでもよくなってきたのか、酔いが回ってきたのか、さとしにメガホンの叩き方を教えだした。「いいか、カアちゃんに怒られて気に食わない時があったらこう、バシーンとイスを叩くんだ。そらやってみろ!」うーん、憎めないぞ札幌のオヤジめ(笑)。結局試合は1−1のドロー。平間が決めてりゃ勝ち点3、ぼっちゃんが決めてりゃ勝ち点2と思わないでもないが、勝ち点ゼロの可能性も多いにあったわけで、川口のおかげで勝ち点1と考えることにしよう。 今日のポイント ●下條監督最終戦は弱気のまま終わる。 今日のお値段
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