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2階の目線2001

第10節 セレッソ大阪

・・・これからもマリノスを応援してください。」
移籍セレモニーでの川口の挨拶の中で、彼を8年間育てたクラブへの感謝をもって、スタンドのサポーターへ呼びかけた。
「川口能活をこれからも応援してください!」
スタジアムナビゲータはセレモニーの最後にスタンドへ呼びかけた。スタンドの大半は、川口の旅立ちを祝福するムードに包まれた。さっきまでの残留への大切な一戦の悔やまれる大きな大きな「勝ち点ゼロ」を忘れたかのムードだった。川口の胴上げ。
「負けたのに胴上げかよ。」
そう漏らす者もいた。決して川口の移籍を卑下するわけでもなく、グランドを一周する際は立ち上がって拍手を皆が贈った。世代交代に悩んだ8年前から、ずっとマリノスのゴールを守り続けた守護神に感謝の気持ちがこみ上げてきた。しかし、セレモニーは呆気なく終わった。
苦しい中でもマリノスは川口を送り出した。ポーツマスの所属が「一部リーグ」という名前の二部リーグであっても、稲本や小野と比べて移籍金が格安であっても、今日の日は、川口を快く送りだそうと、みな考えた。しかし、セレモニーは川口がフィールドを去ると、本当に呆気なく終わったのだ。スタンドが一体となって、川口の去ったマリノスを盛り上げるのでもなく、川口の後でゴールを守るゴールキーパーたちが奮戦を誓うのでも、スタンドから大声援を受けるのでもなく、「川口ありがとう。イングランドでも頑張れ。」それで終わったのだ。
「川口能活を応援してくださいはいいけどマリノスはどうするんだよ!」
口々に不安を隠せない凶悪席をあざ笑うかのように、大型ビジョンに映し出された順位表はセカンドステージの順位表のみ。残留争いに重要な年間総合順位表は映し出されることはなかった。ナビスコカップ決勝戦の日程が映し出されると、ナビゲーターはこう言った。
「今のマリノスは勢いがありますから・・・。」
このようなことしか言えないナビゲーターが悪いのか、こんな原稿しか用意していなかった演出側が悪いのかはわからないが、マリノスは選手以外は危機感がないらしい。試合終了後、最後の挨拶をしたい川口は胸を張ってスタンド前へ向かい、この日の主将として出場選手の整列を促した。それは正しいことだが、足取りの重みに、去る川口と残る選手たちの、この試合に賭ける意識の違いを感じさせられた。今後の残留争いの救いは、川口が促す整列に一人後れをとってゴールポストを蹴り上げ水を飲んでいた坊ちゃんの負けん気。リーグ中に、大切な試合を今後も控える中で、クールダウンもせずにフィールドに低い気温の中で残された選手は気の毒だった。すくなくとも、残留を強く意識する立場からは。

試合はマリノスお得意の油断が明らかなゆったりとした展開に終始した。守りでは決定的なミスが2失点に結びついた。カバーリング能力に優れていることを理由に、松田を差し置いてスリーバックの中央を守る小原だが、言い換えれば対人プレーが満足に出来ないと言うことだったのではないだろうか。2失点はいずれもサイドから押し込まれて、ゴール前にセレッソ攻撃陣が押し込んできたとき。しかも複数の選手がフリーでポジションを取っており、クロスが入るときには
「フリーだ!」
「見ろ!!」
「やられる!!」
の声が飛んでいた。その声の直後にボールはゴールへ吸い込まれた。誰が見ても失点の香りがする状況だった。延長戦に入ったとき、マリノスのペースで試合は進んでいたので、押し切れるようにも思えたが
「不安があるとすれば油断と、小原とユンジョンファンのマッチアップだ。」
の声を即座に現実にした、あっさりと股を抜かれるプレー。ナザ様の欠場は、あまりの大きかった。

しかし、けっして悪いことばかりではない。あの悪い状況の中でも、8分間で2点差を追いついたのは底力。きちんとサイドから早いボール回しをすればゴールは遠くない。諦め気分が漂い始めていた時間での1点目と比べると、2得点は取るべくして取ったゴール。ゴールネットが揺れると、凶悪席の喜びもゴール裏と同様に爆発した。携帯電話3個、腕時計1個、メガネ1個が宙を舞った。気が付けば自分の席と違う段にいる者もいた。

試合が動く前のセレッソのミス連発に
「そういうプレーは2部に落ちてからやれ!!」
という野次が飛んだが、皮肉にも、それは愛する我がクラブに向けるのがふさわしい野次だった。


今日のポイント

●決死のセレッソに押し込まれサイドチェンジが少なかった。
●トップへ入れるのはハイボールばかりでは起点は作りにくい。
●木島の突破は効果覿面。
●松田が久々の上がりっぱなし。
●セレモニー開始時に大型ビジョンに映し出されるマリノス選手たちの最後に
 なぜか岡山が混じっていて映し出された。
●川口へ贈られた「神がかり」の書にスタンド失笑。
 これからマリノスは神頼み。


今日のお値段 

石井和裕

寸評:全部勝つ訳じゃないから負けてもかまわないが、あまり酷い82分間だった。さらに、川口を見送るセレモニーの後に二部構成で残留を決意するセレモニーを行うなどやり方があるだろう。
評価額:¥4000

平間と小原以外
4000


中根努

寸評:いろいろな意味で、絶対勝たなきゃならない試合なのに、後半30分までは、選手のプレイ振りから伝わって来なかった。
評価額:¥1950

後半30分過ぎまでの眠すぎる展開
-1500
小原@えなり....
-400
森島の存在感&ゴール 敵ながらあっぱれ
300
怒濤の同点劇
2000
川口能活おつかれご祝儀
1500
送別の列にちゃっかり岡山一成
50


寺山功

寸評:そう簡単には勝てないと思っていたし、前半は案の定寂しい内容。しかし、ラストに2点とって意地を見せてくれ、興奮した。負けたけど満足だ。
評価額:¥5000

最後の同点劇
3000
ドゥトラのプレー
1500
松田の気迫
500


ocdiano

寸評:記念すべき大事な日にまたもや犯罪的な試合をやらかすとは。同点に追いついたまでは良かったが・・・。
評価額:¥500

同点劇
1200
ぬか喜び
-1000
元気なカズナリ
300


なかむ〜

寸評:競技場は「バイバイ能活」一色。自分も含めて、少し舞いあがってた感もありますね。冷静になって考えると、好調だった守備が破られ2失点は、NASA 様と城が欠場で守備力も落ちるってもんですね。追いついた頑張りは評価しますが、あそこで勝ち点を1でももぎ取れないのが、福岡や市原との経験値の違いでしょうか。
評価額:¥2000

基本給
300
能活に捧げる同点劇
1000
松田、友情暴走
500
出すのが惜しい能活
500
安全圏に脱出失敗
-500
緊迫感のない競技場運営
-100
ラストマッチ飾れず
0
ちゃっかり列に居た一成
0
エヂムンドに負けるなモリシ
300


Tomoyuki

寸評:せっかく仕事中に時間が空いたので観戦に来たのに…あいかわらずなのね…。(後半35分までだが)今まで色々な試合を見てきたが、こんなにもつまらない思いをしたのは初めてだった。負けてしまったゲームでも、もっとドキドキしていた。久しぶりの観戦と云うのを差し引いても、期待感・高揚感を持てなかった。気の抜けたゲーム…。まぁ、最後の方に求めていたモノを少しだけ見せてくれたのがせめてもの救いか…?
それにしても上野の不在が痛い。他に中盤でしっかりと組立てられる選手はいないのか?はっきり判ったのは、自分が新横浜に代表以外の試合を見に行くと勝てない…ってこと…今季の勝ち点ゼロ!今季のホームのリーグ戦はもう見に行きませんよー(笑)。
評価額:¥500(完全原価割れ)

当日券
2500
お粗末なゲーム展開
-2000
小原の粘りの無いプレー
-1000
前線に上がったまま手を挙げてボールを要求する松田
1000
同点にした意地(?)
500
川口ラストゲーム
500
試合後のコンディションを考えない無意味なセレモニー
-500
セレモニーで誤魔化されてるけど負けは負けなんだよ!
-500


M

寸評:"らしい負け"と言えばそれまでだが・・・それより、川口のさよなら試合ということが先行していて大事な直接対決という雰囲気じゃなかったし、チーム側はヤバイ状況を知らせるのを避けてるようだし、川口のセレモニーの間、選手全員しばらく参加していたためクールダウンも出来ず、などなど。そのあたりの運営がどうも納得できなかったなーまぁそんな過ぎ去ったことはいいとして、残り5試合、最低勝ち点5はGETすること!苦手とか強豪が相手なんて言ってられないんだよ。頼むぞ、榎本!!ここ一番では、残留争いのベテラン"下川"に期待!?。
評価額:¥1230

大事な直接対決でらしい敗戦
-1000
押し上げ足りないボランチ
-300
98浦和戦の再現を期待した同点弾(喜)
1500
その後、喜ぶ前にダッシュで戻れ(怒)
-300
マッチデー残り3部でGET
200
どうにか観衆2万超える
500
危機感の足りない試合運営
-300
気持ちがこもっていた松田の上がり
300
ま"駄目だ
-200
さよなら川口
500
1stで勝ったチームに3戦全敗
-200
土曜のシンヨコ4戦連続延長戦
-100
セレッソ、シンヨコ初ゴール(3ゴールも)
30
やっぱりモリシ(祝・復活)
500
岡山いいね〜(帰って来てくれー)
300
14位に転落
-100
浦和引き分け
-100