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![]() 第6節 サンフレッチェ広島 俊輔が楽しそうだった。 本人は代表生き残りをかけ、死に物狂いでやってるのかもしれない。必死なのかもしれない。でも僕には俊輔がのびのびと楽しそうにサッカーをしている様に見えた。去年みたいに天を仰いで悔しがったり、手を上げて不快感を表すことはなかった。もう既に色々なところで書かれているが、やっぱり奥の加入が大きい。俊輔と奥の間にはもうかなりの信頼関係が出来上がっているのだろう。奥から俊輔へ、俊輔から奥へのサイドチェンジが多かったのも常にお互いの位置を把握しあっているからではないだろうか?この二人に他の選手が絡みテンポのいいサッカーが展開されていた。去年のビッグアーチとはまさに雲泥の差。 だが、そのテンポの良さも前線に近づくにつれトーンダウンしてしまう。ウィルはDFを引きづりながらのシュートなど片鱗は見せたが、まだ本調子ではない様子。何よりシュートが枠に飛ばない。今後の心配事になりそうだ。もう1人のFW木島はシュートすら撃てない。いや、撃たない。シュートを撃つ意識がない。何かに取り付かれたようにドリブルを繰り返す。そして転びまわる。ファールをもらってガッツポーズする木島に「ちょっと違うんじゃないかい?」と思わずにはいられなかった。 ドリブルそれ自体はイイもの持ってるのに・・・。 そんな状況のなかでの得点は、やはり俊輔のセットプレーから。前半13分ウィルが倒されFKを得るともはや横浜名物と言っていい俺王ウィルと俊輔のキッカー争い勃発。結果的にガンバ戦でほぼ同じ位置のFKを外しているウィルが俊輔に譲るのだが、ボールのそばをなかなか離れず広島DFに、そして俊輔にプレッシャーを掛ける。これを外すと次は何時蹴らせてもらえるか分からない俊輔も必死だ。そんな俊輔の執念が乗り移ったボールは木島、奥と壁の低くなっている部分を越え、ファーサイドのサイドネットに吸い込まれた。スピード、カーブとも申し分なし。 後半5分もう1度俊輔のFKの見せ場がやってくる。奥を使い位置をずらしてから放たれたボールは再び美しい弧を描いたものの惜しくもクロスバー。はね返ったボールは中澤が詰めていたが、バウンドがあわず押し込めない。中澤無念。まだ借金1だぞ。その後は広島に押し込めれる時間帯が増えるが、広島の攻撃が単調に放り込むだけ、もしくは中央からドリブルで突っかけるだけだったこともあり、中澤ー小原ー松田の3バックが冷静に対処。危なげなく押さえ込んだ。 ロスタイム、奥のサイドチェンジから左サイド俊輔が簡単に中に折り返し、走りこんでいた途中出場の久永がGKの鼻先で押し込んで2点目ゲット。マリノス移籍後初ゴール。実は久永はこのシーンの前にも左サイドから右足に持ち替えシュートを放っている。5分に満たない出場時間の中で2本シュートを放っている。この積極性がゴールを呼び込んだとも言えるのではないだろうか。やっぱりFWならゴール狙って、シュート撃ってナンボだと思うよ?木島。 内容としては押し込まれる時間が多かったとか、シュートがなかなか枠に飛ばないといった不満や、この試合ほとんどなかったサイドを深くえぐる攻めを相手がしてきた時の不安とか問題点はあるのだけど、素直に勝ち点3を喜びたいと思う。ここ数年ビッグアーチでは勝っていなかった。優勝した一昨年の1stも、残留争いにどっぷり浸かっていた去年の2ndも。まだ万博という鬼門は残っているが、今まで勝てなかった場所できっちり勝てたことが、マリノスが変わって来ている証のような気がした。だから素直に勝利を喜びたいと思う。去年は辛かったビッグアーチからの長い帰り道が今年は少し短く感じられた。 今日のポイント ●残念ながら清水との差を見せてしまった木島。 今日のお値段
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