malicia witness 2階の目線2010
FOOTBALL DO 真ん中。
僕たちの生活にリズムを創るFOOTBALL。トリコロールと共に52週を過ごす。

2009年は失意のシーズンだった。それは「育成」の呪文のもとで、目の前のFOOTBALLが蔑ろにされたが、このパッションに欠けるシーズンだった。なぜFOOTBALLが世界でもっとも人気のあるスポーツなのか。90分間の試合のほとんどが思うようにいかず、心の底から喜べる瞬間が、1試合で1度か2度くらいのゴールにしかないスポーツが、なぜこれほどに熱狂を呼び起こすのか。その理由は多くの人たちによって語られています。

イングランドのジャーナリストであるジョナサン・ウイルソン氏は、このように書いている。
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「サンダーランドは良いところなく中位争いのライバルにホームで完敗を喫した。見る者にとっては後味の悪さばかりが残る試合だった。しかし、この試合を見て損をしたとは全く思っていない。結局、結果は二の次なのだ。2部降格となれば話は別だが、一試合一試合を楽しむ上で我々が一番に求めているのは結果ではない。それよりもまずは友人や知人、または見ず知らずの人と同じチームを応援することで仲を深めながら、日頃の疲れやストレスを解消する。これがイングランド人のサッカー観戦の醍醐味なのである。」
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2005年にこの世を去ったオランダの名将リヌス・ミケルス氏は、生前に、このように語っている。
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「現在のフットボールは、大衆にとってエキサイティングな代物ではない。だから、みなスタジアムから遠去かるのだ。再び彼らをスタジアムに引き戻すことは容易ではないが、しかし本当のオランダ・スタイルを実践すれば、それは可能なことだ。」
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そしてクライフ氏は、こうまで言っている。
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「つまらない1−0の勝利を飾るくらいなら、2−3で負けた方が良い。」
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飽くなきエンターテイメント性への挑戦と応援する人々の絆。その中心にあるのは、やはりFOOTBALL。サッカーの質そのものだ。

さぁ10−11シーズン。日本国内プロ第一号としてプロのあるべき姿を追い求め続けた木村がトリコロールに帰ってきた。横浜のFOOTBALLが変わる。必ず変わる。トリコロールのFOOLBALLが帰ってくるはずだ。


喜怒哀楽
あふれるスタジアムに!











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