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Berlin 2000

意外にも、成田からベルリンへの直行便はない。おかげでヘルタ−ケルンの試合が見られなかった。この節を終え、ドイツ代表がイングランド戦へ行ってしまいブンデスリーガは中断。

だが、3部や4部リーグがある。その良さを紹介してくれた寺山さんに教わった「キッカー」を見て日程を確認。思わず笑った。行けない時間と見事に重なっている。僕にはやっておかなければならない仕事が山積みされていた。

仕方なく仕事へ向かう。が、ここで思いがけない出来事が。現地で通訳的な仕事をしてくれた人が、なんとドイツ4部リーグでプロ契約している現役の日本人サッカー選手だった。

彼の所属はブッパータールSVというクラブで、デュッセルドルフに近い町にあるプロアマ混合チーム。日本の高校を卒業後、ブラジルで2年プレーし、その後ドイツへ来てテスト入団したという。現在、30歳。

4部でも、食うに困らない程度の給料は出るそうだ。ちなみに8部でも日本円で2〜3万の給料が出るらしい。どのクラブもスポンサー探しが大変だそうで、こればかりはみんな同じ悩みなのかもしれない。

練習は週3〜4日程度、1日2〜3時間の実戦トレーニングが中心。だいたい夕方4時くらいから始まるという。向こうではやはり練習からガツガツ削ってくるらしく、当たりの厳しさにはブラジル人も音を上げていて、ドイツのサッカーを嫌っているとのこと。

シュート練習もただフリーで打つのではなく、必ず実戦形式でDFが遠慮なく寄せてくる。この反復でシュートが枠に飛ぶようになるのだそうだ。これを子供の頃から体に染み付かせていくという。

4部でプロ契約している日本人選手は、ドイツ全土で数人いるとか。数年前まで3部に一人いたそうだが、やはり1部、2部は厳しいと言っていた。しかしドイツは言葉さえクリアすれば住みやすいそうで、本人はサッカーをやめても日本には帰らないと言っていた。

「キッカー」によると、ブッパータールSVはオーベルリーガのグループ首位だった。このままいけば、来季は3部に昇格だ。

なおベルリンは10月3日に統一10周年を迎え、お祭りムード一色。お土産に便利なヘルタグッズは五輪スタジアム近くのクラブショップの他、ナイキタウンやデパートのカーデーべ−等にもコーナーがあり、お手頃価格で入手できる。ナイキタウンではヘルタの人気者、アリダエイのサイン入りユニが九千円位で売っていた。本物のサインかどうか、誰にも分からないけど。

 
ベルリンにも大量発生していたコレ、そして「壁」のあった地面

 

                                    やす