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ブリュッセルの市街から車で15分ほどの場所にあるスタッド・ロア・ボードアンへ行った。ここはかつて、ヘイゼルスタジアムという名称だったところ。85年のヨーロピアンカップ決勝、ユベントス−リバプール戦で多数の観客が死に、改修を余儀なくされたサッカー専用スタジアムだ。 事故後、スタジアムは閉鎖の憂き目にあい、ここをホームにしていたベルギーリーグのクラブは他の町へ移転したという。その後、閉鎖は解除されたが建て直しとなり、競技場の名称を変更させられた悲しい歴史がある。サッチャー政権の弊害が異国のこの町にも及んでいる。 辺り一帯は公園になっていて、スタジアムの裏手にはいくつかのスポーツ施設やプラネタリウムなどがあった。サッカー用はサブの芝グランドが4面はあり、うち一つは客席付き。保土ヶ谷公園の昔のラグビー場みたいなグランドだ。 現スタジアムは外観全体が煉瓦で覆われ、正面入口は大理石のような重厚で巨大な石でできていた。サッカーのプレーをかたどった大きな彫刻が右上に付いている。おそらく100年後に来ても変わっていないであろう光景ではある。
客席は立ち見席なし、屋根付き。新横からトラックを取って、傾斜を数倍良くした感じに近いかも。あんなデカくないけど。ユーロ2000の開幕戦はここで行われたそうだ。試合を見なきゃ面白くないかなと思ったが、それでも鳥肌が立つような荘厳な雰囲気は圧巻。 行った当日は幼稚園児とおぼしき子供達が遠足に来ていて、ときどき子供達の声が聞こえるくらいでとても静かだった。ヘイゼルの悲劇が起きたなんて信じられない気がした。 ここは近くに地下鉄の駅もあるので、試合のない日に来ても交通手段で困ることは無さそう。交通の便はいいんだけど、道端には本当によく犬の便が落ちているので注意されたし。
やす
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