maliciaのプロフィールはこちら

Dortmund 1998

ドルトムントの中央駅を降りると、すでに黄色いユニフォームを着た連中でいっぱいだった。先週もそうだったが、スタジアムへ行くには彼らのあとについていけばいいわけで、こんなに分かりやすい案内はない。Uバーンという電車に乗ってヴェストファーレン・スタジアムまで10分くらい。切符は近くにいた親父にきいて3.2マルクで買ったけど、実際乗ってみるとこんなものいらなくて、た 
だで乗れることが判明。帰りはちゃっかりただで乗ってしまった。なんだか前にもこんなことやったような気が・・・ 

スタジアムでは収容人数が多いせいか、まだ当日券を売っていてゴール裏立ち見で15マルク。ただその日は雨が降っていて寒かったから77マルクの指定席で見てしまった。そんな席で見といて3.2マルクの電車代けちんなよ、と言われそうだが,全くその通りですハイすみません。 
このスタジアムは屋根付きサッカー専用なのと、スタンドの傾斜が急だからとても見やすい。サポーターの声援も都会のチームらしくまとまっていて大迫力。屋根に音が反射するから余計にそう感じる。試合開始頃には9割方スタンドもうまって、翌日の新聞には67500人入ったと書いてあった。 

ところでこの試合が始まる前に、チーム関係者かサポーターの人か分からないけど、グランドの上で結婚式をやっていた。もちろんドルトムントのサポーターは暖かい拍手を送っていたのだが、アウェーのヘルタの方はずーっとブーイング。なんでこうサポーターってのは品がないかなあ。 
試合とは関係ないんだから、せめてだまって見てりゃいいのにさ。こうなるとK林さんの、ばかやろうサッカー好きなやつは頭悪いって決まってんだよ、という言葉が妙に重みを帯びてくる。 

試合は両チーム現代的なプレスサッカーを展開し、ミスも少なく高レベルだった。まあミスがないなんてヨーロッパじゃ当たり前なんだろうけど、Jリーグ見てるからそういう基本的な所が気になっちゃうんだな。ドルトムントはザマーがいないものの終始押し気味に試合を進め、前半に1点、後半に2点取って快勝した。ただ、移籍してきたへスラーはチームでただ一人ムキになってプレーしているようで、周囲とかみ合わず後半で交替した。あと浦和にいたネイハイスがケガをしたロイターの代わりに出てきた。 

それにしてもここはいいスタジアム。ドイツはサッカー専用が少ないからわざわざここに見に来たのだが、それだけの価値はあったと思う。サポータの迫力ある応援も体験できるし。何度でも来たいと思わせるものがあるなあ、ここは。 

寺山功