maliciaのプロフィールはこちら

Shanghai 2003

急に仕事で上海に行くこととなった。たいへん多忙ではあったが、それならば、どうしてもしたいことがあった。それは5月5日の鹿島戦に備えてである。

鹿島はA3カップは制したものの、過去、アジアタイトルは一度も獲得していない。今年のチャンピオンズリーグでも準々決勝リーグで勝ち点を1しか挙げることが出来ずに惨敗で敗退した。その鹿島が大量失点で敗れた相手が、中国の名門クラブ上海申花なのだ。

試合は上海に着いた前日に行われてしまっている。僅かな自由時間で目指したのは南京東路の入り口付近にあるという
上海申花の本部ビルだ。探しても見つからない。露天の人に聞いて、なんとか場所を特定することが出来た。先ほど通り過ぎた道だ。1階にグッズショップがあると聞いていたが、それがなかったので通り過ぎてしまったようだ。グッズショップがあるはずの場所には派手なサインのディスカウントショップが入っていた。ビルの中央の階段を上がったビル事務所の入口はシャッターが閉まり何事か張り紙がされている。読めない。平日の夕方だというのに閉まっているのはおかしい。

運悪く閉まっていたのか、それとも、ホームスタジアムに事務所ごと移転したのかは、帰国してから面倒なので調べてもおらず、わからないまま。だが、ともかく最低限の目的だけは達成しなければならない。

南京東路のスポーツショップと露天でユニフォームを発見する。上海ではユニフォームは上下セットで販売されている。セカンド(青)を2着購入する。金額は80元。100元程度で、さまざまな欧州クラブのユニフォームも上下セットで販売されているが、どれも偽物だ。エンブレムがしょぼい。この上海申花のユニフォームは本物っぽいナイキの刺繍入りだが胸スポンサーの印刷はシルク印刷の臭いがプンプンしてかすれている。偽物だろう

 
いかにも上海らしい石造りの建物だが、ディスカウントショップのサインが哀しい。



エンブレム、袖のペプシ、パンツのローソンは刺繍。

さて目的なのだが、ほんとうはマフラーを20本くらい買いたかった。鹿島でそのマフラーを掲げたかった。この試合は願わくば主審・大田さんが望ましい。なぜなら大田は韓国語読みでテジョン。鹿島はKリーグの大田シチズンにも負けている。奈良橋の自殺点で。スタンドに上海とフィールドに大田。そしてアジア王者2回のマリノスがとどめを刺すのだ。

石井和裕