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マリーシア・フットボールコラム

トリコポイントへの感謝 石井和裕

トリコポイントが業態変更することになり、昨夜、清水戦の後にサンクス・パーティーが開催された。元トリコロールの日記選手で電通社員(なぜかサッカー事業局ではない所属)になった外池さんもゲスト参加されて、大いに盛り上がった。

Jリーグが始まって、各チームはオフィシャルショップを開設した。代表的なのはヴェルディーノ。青山通り沿いの恵まれた立地にあり、イベントを開催できるスペースも有していた。場所は、後に香港スイーツの糖朝が入った店の地下。トリコロールのオフィシャルショップは、というと、横浜駅の海側外れに立地していた日産自動車のショールーム「ウイスポート」の中の一角にグッズ販売コーナーがある、という惨状だった。このグッズ販売コーナーは立地も悪く、ファンからの認知も今ひとつだったために、1993年の空前のJリーグブームの折りにも、なぜかここにチケットが売れ残っていたという隠されたオアシスのような場所だった。年に何回かイベントを開催していて、私も選手のサイン入りグッズなどをもらったことがある。こんな貴著なモノもプレゼントされた。とはいえ、小さくて立地の悪いオフィシャルショップは評判が悪かった。

そのような経緯もあって、新横浜にトリコポイントができたときは、心の底から嬉しかった。さらに、あのプロジェクターを有したサロンスペースではたくさんのサポーターと交流をすることができた。クラブとサポーターとの意見交換の場になったこともある。横断幕やフラッグの制作の場になったこともある。トリコポイントがあったからできたこと、トリコポイントがあったから知り合えた人もたくさん。今回の業務縮小は残念でならない。

しかし、グッズをサポーターがトリコポイントでは買わずにオフィシャルショップで買った結果の行き着いた結論なので、ただ残念だといっても、どうにもならない面もある。ただ、一つ確実に言えるのは、オーナーの井芹さんこそが、地域の中でのフットボールクラブの本質を理解し、実践してこられた方であったということ。私たちは、その恩恵を受けて毎日のトリコロールライフをおくってきた。その感謝の気持ちを忘れてはならないということだ。

トリコポイントと出会たことは、この上ない幸運だと思っている。ハマトラの運営にあたっては、これからも井芹さんとは協力関係で進めていくのだと言う。じつは、私はマリーシアでの活動とは別に女子サッカーを支援するNPOを立ち上げたのだが、その活動においても、井芹さんとのコネクションを活かして展開しようと考えて相談をしている施策がある。トリコポイントで知り合った仲間とは、トリコポイントを離れても繋がり続けている。そんなフットボールの文化的な価値をあらためて感じるサンクス・パーティーだった。

ありがとうトリコポイント。





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