   

Madrid 2003
2003/8/31…Rayo Vallecano VS Levante
マドリッド二日目。7時半に目がさめると、まだ外は暗かった。欧州は日暮れが遅いと聞いていたが、夜明けも遅い。太陽が出ている時間に目一杯活動できる時間設定になっているのだろう。8時過ぎにレストランで朝食を取り、向かいにあるキオスクでマルカを購入して目を通していると、なんだかラージョ対レバンテの試合(2部)が12時からあるみたいだ。TV欄を見ても中継があるので間違いない。今日は一日市内観光の予定だったが、一部変更して観戦することにした。
王宮にて
イサベラ女王の甲冑
王宮内部
11時まで宮殿を観光し、地下鉄に乗ってポルタスゴ駅へ。この日も1号線は止まっているのでいくつか乗り換えて行く必要があった。1号線に乗り換える駅ではラージョのユニフォームも見える。ユニ姿の人について行くまでもなく、駅を降りて地上に出ると目の前にスタジアムがあった。タキージャ(券売場)に行くと大まかな座席表を見せられたので、ラテラルの上段(値段20ユーロ)を希望。キックオフまで間がなかったので急いで座席に向かうと、前から2番目でちょっと看板類が邪魔な席。テレサ・リベロのラテラル上段は4列目より上のほうが良さそうだ。コーラを買って、昨日の残りのピパスを食べながら観戦開始。
始めはホームのラージョが押し気味に進めてレバンテゴールを脅かすが、得点には至らない。サイドから崩そうという意図は見えるのだが、連携ミスや個人のミスでなかなかチャンスにならない。一方のレバンテは引き気味の布陣を敷いて、攻撃はもっぱらカウンターと、典型的なアウェーの戦術。レバンテは昨シーズンの2部で4位に終わったチームらしく、守備はしっかりしている。おそらく面子もそんなに変わっていないんだろう。ラージョがこじ開けるのも難しそうだなーと思っていたところに、カウンターからレバンテが先制。湧くレバンテサポーター。テレサリベロはアウェー側G裏に席がないので、ラテラル2階のアウェー寄りに固まっている。
ラージョのウルトラは見ていて面白い。試合が中だるみ気味に途切れるとお互いに押し合ったり度付きあったり騒ぎはじめるのだが、リーダー風の男が両拳を突き上げて応援を始めると、皆何事も無かったかのように応援を始める。そして退屈すると、また騒ぐ。応援はラテラル地上階にも居て、太鼓を叩いてコールを始めたりもする。観客はそれに手拍子を合わせる。また、自分の前、最前列に座っているおっさんは、座っているんだけれど、手すりの下にある看板を太鼓代わりに叩くんで煩い(しかも子供がそれを真似してさらに煩い)。こんな風に、一生懸命にラージョを応援する姿が見れて微笑ましい。
なんて応援風景を見ていたら、レバンテがセットプレイから追加点。ゴール右手からのフリーキックにDFの23番が飛び込んであわせたゴールだった。これは素晴らしいゴール。さらに沸くレバンテサポーター。前半終了間際にラージョがPKを取り(怪しい判定だったけど)、スタジアムはこの試合で一番の盛り上がりを見せるが、これを外してしまってみんな頭を抱える。前半終了で、みんなブーイング(指笛)。ハーフタイムではラージョのマスコットがリフティングなどを披露していたが、これはマリノスケといい勝負というか、マリノスケのほうが上手いかも。
後半になって攻めるしかないラージョは積極的に攻める。決定的な場面も多かったように思うが、レバンテの好守もあれば自分達のミスもあって、なかなか得点に結びつかない。そんな中で自分の目についたのは後半に入ってきた7番Marques。ユース上がりなのか結構若そうな選手だったが、サイドで果敢かつ華麗なドリブル突破をしてはクロスを上げたり切り込んだりしてチャンスを作っていた。結局スコアはそのままで、試合はラージョが負けてしまったが、レバンテの2点目と Marques の果敢なプレイで十分に元はとれたと思う。ラージョサポーターだったら7ユーロくらいの価値の試合かもしれないけど(笑)。
終了後、オフィシャルショップに立ち寄って、Mさんから託された写真を渡しに行く。写真の少年は居なかったが、おばちゃんが居たので写真を渡して証拠写真を撮影。記念にラージョのピンズを買っていく。また誰か来ると思うから、そのときはよろしくね。
ラージョのG裏
お気に入りの Marques
ショップのおばちゃんと
遅めの昼食を取ってホテルに戻り、少し休んだ後に今度はマドリーのトロフィールームを観に再びサンチアゴ・ベルナベウへ。本来なら試合前に覗く予定だったのだけど、ロストバゲージのおかげで行けなかったので・・・。前日とは変わって人気のないスタジアム周辺。入場券を購入してスタジアムのゲートから入ると、そこにはトロフィーの山が。リーガやチャンピオンズリーグのトロフィーが目に付くが、奥にあるトロフィー群を細かく見ていくと、いろんなスポーツのものもある。行った人は是非とも注意深く観察してきてほしい。
トロフィールームの出口は小さめのオフィシャルショップになっていたので、頼まれたものや自分のものをいくつか購入する。「モリエンテスの9番が欲しい」と店員のねーちゃんに言ったら他の店員に聞いている。「日本人がモリエンテスの番号欲しがってんだけど」と鼻で笑われてしまった。結局二日くらいかかるらしく、この場で作るのは一旦断念。そして翌日、モリエンテスの移籍(レンタルらしい)とロナウドの9番襲名を知ったのであった・・・(涙)。ちなみに、数日後に市内のオフィシャルショップの支店に行くと RONALD 9 のユニフォームが大量に並べてあった。RONALD 11 の在庫は無し、安売りも無し。どこまでも商売上手なマドリー。
トロフィールームにて
サンチアゴベルナベウ前にて
モリエンテスの移籍
なかむ〜

   
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