   

Madrid 2003
2003/9/3…Atletico de Madrid VS Albacete
今回はリーガの変則日程を狙って旅行を組んだので、水曜日に2節目が見れた。同じ事を考えた人は多かったようだが、大半の人は2節目はバルセロナに向かったようだった。しかし、自分は始めからマドリッド滞在と決めていた(単にバルサが嫌いだからだけど)。これが正解で、日本でも報道があったようにバルセロナの試合は午前0時からという、さすがのスペイン人も驚くような時間帯。バルセロナに向かう人は、どうやってホテルに帰ろうかと青い顔をしていた(ツアーでも自力で移動らしい)。ご愁傷様です。
マドリーは1節がホームだったので、2節にマドリッドで試合をするのは“アトレティ”ことアトレティコ・デ・マドリーになる。この試合は最初から現地でチケットを確保するつもりだったので、滞在中に何度かスタジアムに足を運ぶことになった。当初は市内にあるナイキショップの地下がオフィシャルショップになっていてそこで購入できると聞いていたのだが、行ってみたら単なるナイキの店になっていた(マドリッドなのにバルサのユニを売ってた!)ので、そこでは購入できず。前売りは前節が終わらないと販売しない習慣らしく、販売は月曜日からだった。月曜日は観光の予定を入れていたので、試合前日にスタジアムで購入することにした。
アトレティのホーム、ビセンテ・カルデロンは地下鉄5号線ピラミデス駅が最寄になる。最寄といっても、三つのスタジアムの中では一番、駅から離れているけど。ちなみに、宿泊したホテルからは RENFE の近郊線でも一駅で行けたので行ってみたが、RENFE の近郊線は本数も少ないし時間どおりに来ないので、移動には地下鉄を利用したほうが便利だ。シエスタ明けの16時30分以降を見計らってスタジアムに到着すると、タキージャはまだ開いていなかった。購入を待っている人は疎らで、列もできていない。旅行者風の一人に声をかけてみたらオランダ人だったので、「小野を知ってるか?」と聞いたら「UEFA杯の決勝を見たよ。」と帰ってきた。藤田の事も聞いてみたが、まだ知らなかったようだ。待っていたら窓口は17時過ぎに開いたので、プリフェレンシア(メインスタンド)の2階の前側(通路より下)を購入。価格は32ユーロだった。参考までに、後側は30ユーロで、ラテラルの2階は26ユーロだった。
チケットを購入した後はオフィシャルショップへ。お店はメインスタンドの建物の中にあって、一旦スタジアムに入ることになる。建物の中にはショップのほかにクラブ事務所とかファンクラブクラブ事務所、営業してなかったけどレストランもあった。オフィシャルショップの規模は程よい大きさだったが、アイテムの数はちょっと少なめかな。アトレティは今期センテナリオなんで記念グッズを期待していたのだが、予算に見合うグッズが見当たらなくて残念。安売りしていた昨シーズンモデルの練習着と、頼まれていたセンテナリオ・マフラー、ピンズ等を購入しお店を後にした。
ビセンテ・カルデロン メイン
タキージャ
オフィシャルショップ
ビセンテ・カルデロンを後にして向かったのは、熱狂的なアトレティ・ファンがやっているというBAR「エスキーナ・カルデロン」。スタジアムから駅とは反対方向に歩いて5分ほどのところにあった。試合前日の午後ということもあって、お店の中には2,3人が飲んでいる程度。とりあえずビールを頼んで、紹介雑誌のコピーを見せながら日本から来たことを告げると、オーナーのマフターニさんがとても感激してくれて、レストランにある貴重な写真などを披露してくれた。このおじさん、実は単なる熱狂的ファンではなく、アトレティの下部組織だかのアシスタントコーチライセンスも持っている、凄い人。写真の中にはアトレティの先々代くらいの会長(「歴代で一番いい会長。でも死んじゃった。」と言っていた)や、マドリーの先代会長と一緒に写っているものもあった。もちろん、ヒル前会長の写真もあった。自分からは「これが私達のクラブ。日本のチャンピオンだよ。」と持っていった malicia マフラーと 1st ステージ優勝記念ステッカーをプレゼントしたら、お礼にとアトレティのマフラーをくれた。「アトレティを日本で紹介してくれよ」とお願いされてしまった。マドリッドに行くことがあれば、お店をぜひ訪ねて欲しい。そこにはきっと、YOKOHAMAと書かれたマフラーがあるはず。
お店の中1
お店の中2
マフターニさんと一緒に
明けて水曜日。午後の観光から帰ってくるときにスタジアム横をバスで通ると、もう出店が出ていた。ホテルに戻って支度をし、(もちろん)地下鉄で再びビセンテ・カルデロンへ。アトレティのサポーターはレプリカの着用率が高い。センテナリオの記念シャツも結構見かけるが、一番人気はフェルナンド・トーレスの9。続いてシメオネの14。駅からスタジアムに行く途中の屋台で、日本に入ることは無いであろうアルバセテのマフラーを購入。スタジアムの周りをうろちょろしていたら、「リー・チュン・ソー!」と声をかけられる。アジア人の区別がつかないのだろう、ソシエダの李天秀の名前を言われることが多かった。実際、現地での李への注目度は高く、テレビや新聞で多く取り上げられていたし、ソシエダの2トップの一人として試合にも出ていた。が、間違われてそのままにしては置けないので「俺はハポネス(日本人)だよ。」と言っておいた。ちなみにスペインでは城や西沢はとっくに忘れられていて、一番有名なのはやっぱり中田。スタジアムで日本人を見れば「ナカータ!」と声をかけてくる。だから、「ナカムラ!」と坊ちゃんの売り込みも忘れずにやっておいた。
オフィシャルショップ
アトレティ・ガールズ
マフラー屋の少女
地元のサポーターに習い、スタジアムの向かいにあるBARでビールを飲んでから中へ。やっぱり、30分前になってもスタンドはまだガラガラだ。次第に埋まってきて気付いたのだが、ビセンテ・カルデロンではウルトラは南側(アウェー側)に陣取るようだ。もっとも、ホームもアウェーも無くサイドスタンド1Fはアトレティのサポーターで一杯。バックスタンドも1Fは一杯で、2Fは6割くらいの入り。メインスタンドは8割くらいかな(観衆は45000と発表)。そういえば、周囲でも全く見かけなかったアルバセテのサポーターはスタジアムでも全く見かけなかった。
試合はアトレティが終始押し気味に進め、アルバセテはカウンターを狙う、よくある構図。が、どちらもミスでなかなか攻撃が繋がっていかない。アトレティも面子が大きく変わったと聞いていたが、ならば2節ではまだまだ連携も少ないんだろう。注目のエース、トーレス君はというと、彼に良い形でボールが渡らないので、ちょっと可哀想。数日後の代表戦で見せたようなドリブルでの突破力もあれば、攻め上がった左にムサンパ(前期までマラガ)に良いパスを出すなのど視野の広さもあるけれど、早めに彼に預けて2列目が上がるようなシーンは少なかった。まぁ、もう一方のFWは新加入したブラジル人みたいなので、もう少し試合をこなせば変わってくるかもしれない。前半は双方ぱっとしない展開で0−0で後半へ。
ハーフタイムにはCMが色々と流れ、こちらは日本のスタジアムっぽかった。
後半始まって間もなく、ゴール前でトーレスが倒されてFKを得る。蹴るのは10番のホルヘ。こいつも22歳と随分若い。このフリーキックがアルバセテの壁の横を抜けてゴール(帰ってテレビを見たら凄い曲がり方だった)。その後もアトレティが優勢に試合を進めて、追加点は無かったけれども1−0で今期初勝利。シメオネはフル出場し、ベンチのハビ・モレノは出場せず。時間も遅かったので今回は長居せずに人波に紛れて駅へ。地下鉄でホテルまで帰った。
アトレティのゴール裏
勝利の後
翌日のMARCA
マドリーとアトレティだけだった予定が、運よくラージョの試合も見れて、初のマドリッド滞在で3大クラブを制覇することができて、とても充実した観戦旅行だった。マドリードは、道路にゴミは多いけど、とても綺麗な街。フットボールはもちろん、それ以外も見所が多い街だから、何かの機会にはぜひ立ち寄ってほしい。その際、指笛の練習は忘れずに。
Special Thanks
・行きのロストバゲージでイベリア航空と交渉をしてくれた近畿日本ツーリストの河田さん
・トレド観光ガイドとマドリッドの美味しい店を紹介してくれたミキツーリストの大森さん
・ヒースローのパブでギネスハーフパイントを奢ってくれたアイリッシュのおばさん
なかむ〜

   
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