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Brazil vs Turkey
中村誠 6月26日

天才の1点が、全世界のブラジルファンを、ハッピーにしてくれました。

帰省先の松本から、長野経由で大宮へ。もう一つの実家、さいたま市(浦和)の妻方の実家に立ち寄り、くつろがせていただく。梅雨寒のため、ブルーユニの上に、カナリアを着ていざ出陣。

南浦和では、そう多くもなかったカナリアだが、東川口ではかなり目につき、浦和美園は激込みだった。目にしたこともない数の、海外からのダフ屋が出現。全世界が喉から手が出るほどほしいチケットを、手づかみで販売していた。駅前のファミリーマートは崩壊寸前の人出。

完全にカナリアのホームだと思ったが、結構、赤のユニも来ている。驚いたのは、イスタンブール方面の方々ばかりでなく、日本人サポがいたこと。私も、98年のモロッコに似て、スピーディーなトルコのサッカーに惹かれるところもあるが、根っからのサポーターとして、断固カナリアを応援する。

浦和美園からの途上、花火が上がる。気分が高揚してくる。徒歩15分で南ゲートとのことだったが、大幅に時間がかかってスタジアムへ。座席はメインスタンドのカテ1。相変わらず、コーナーエリアだが、高さだけは報道席と一緒。イングランド戦と違い、周りは皆、ブラジルファン。安心して試合にのめり込む。

前半、惜しいシュートの連発。82年の4人を、02年はFWに持っていった訳だが、1Rが足らず、惜しいシーンが続発した。相手GKがファインセーブを連発した。トルコも、持ち前のスピーディーなサッカーを存分に披露。ハカン・シュクルが好調だったら、先制されたかも知れない。

少々、フラストレーションの中、後半へ。そしたら、ロナウドが4人のDF引き連れて、ドリブルシュート!私の目の前で、歴史が刻まれた。打ったタイミング、ドリブル、シュート、個人技の極限を披露してくれた。4年間、マキと待った甲斐があった。

先制後、ブラジルは、卓越した個人技でトルコに得点を許さない。スキあれば、ただちに追加点を狙う。相手GKがこの日のルストウでなければ、もう3点は取れていたハズ。

トルコも、特にFKからのハカン・シュクルのダイレクト・ボレーが決まれば同点だったが、安定感抜群のマルコスがファインセーブで防ぐ。後半は、これ以上の決定的なチャンスは皆無だった。

ついにタイムアップ。周囲のブラジルファンと喝采を叫ぶ。イングランド戦は、興奮の極限で試合終了を迎えたが、今回は静かに喜ぶ。今回のブラジルは、「相手よりも多く点を取って、相手よりも少なく失点する」という稀有なチームだと思う。ファンを楽しませ、そして、勝つという素晴らしいチームだ。
70年、ペレがいたあのチーム以来の全勝による世界制覇まで、あと1勝に迫る、素晴らしい一夜になった。

往路をたどり、北浦和の実家で1泊。翌朝、帰宅後出社し、準決勝観戦は終わった。

さあ、あと1試合勝って、5つ星にしよう!!!