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Denmark vs England
中村誠 6月15日

勝手知ったる日本国内、新幹線も少し待てば乗れるだろうとの読みが、大変甘かったと痛感したのが6/15午後の東京駅。上越・長野新幹線のホームには、イングランドユニを着た日本人と海外からの方々が溢れかえっているではないか!タッチの差で自由席に座れず、2時間30分、立つはめに。英国から来た方々、デンマークからの留学生のそばでひたすら新潟を目指す。
混んでいても、彼らは車内を動き回ることに躊躇しない。

新潟駅では、改札を出たとたんに「I need tickets.」と書いたプラカードがいくつも目に入った。明らかにデンマークは少数派。皆、ベッカム、オーエン目当てなのか?私も生で彼らを見たかったが、ウルサンでの素晴らしい組織プレーを見せたデンマークにも惹かれるところがあり、今回は日本代表ユニで。

無料シャトルバス乗り場では、長蛇の列に並び、それでも自宅発がゆっくりだった割には、キックオフ1時間以上前にビック・スワンに。印象は、「ウルサンに似ている」。座席は、バックスタンドの2F通路すぐ上という、かなり見易い席。ウルサンなら、エリア全部ガラガラだったが、今回はさすがに移動は無理。

ベッカム先頭にイングランドが練習に登場。即座に座席前の通路はカメラもったお客に占領される。当然、私の視線の先にはベッカム。圧倒的な存在感を感じ、トップアスリートに見られるオーラを堪能する。

試合は、開始5分のベッカムのCKからのヘッドでイングランド先制。今大会初ゴールのオーエンのゴールで、私もイングランドに魅せられた。ベッカムは、3点目を見事にアシスト。本人の得点はなかったが、右サイドから、精度の高いクロスを上げ、ゲームをコントロールしていた。

デンマークは、ウルサンでウルグアイ相手に見せた組織的サッカーをさせてもらえず、しかも、トーナメントで絶対にほしい先制点を許したため、自分たちのサッカーが出来ない。小野の同僚、トマソンも前後半通じて不発。

前半途中から、豪雨となり、ベッカムもカメラマンもずぶ濡れ。でも、私の席には屋根がかかり、また、試合途中で雨が上がり、濡れずに済んだのは、何たるラッキー。

前半で3−0となり、会場を埋めたイングランドファンのボルテージは上がる一方。伝統ある、歌声を披露してくれた。ただし、ウォーキング始めたヤツに日本人が便乗し、長蛇の列が人の前の通路をふさぎやがった!他のお客のクレームで、暫くしたら皆、席に戻ったが、あのマナーの悪さには密かに復讐を誓う。帰りのシャトルバスでも、下品な携帯電話をかける者もいて、なまじ英語が判るために、少々気分を悪くした。これは、天誅に値する。誰が復讐を?もちろん、準々決勝で我らのブラジルが!!!イングランドが、デンマークに完勝したのは、彼らの組織サッカーが要因で、私も彼らのサッカー自体には気に入ったが、それに勝つのは、我らのブラジルの個人技だ!

ダッシュでビック・スワンを飛び出し、シャトルバスで新潟駅へ。ローカル線で友人宅に向かい、翌16日は爆睡させてもらった。あのまま、臨時の深夜運行の新幹線に乗っていたら、体ボロボロだったが、体力を回復し、帰京した。

というわけで、今回は比較的中立の立場で見ていましたが、次回レポートは、ブラジルサポーターとしてです。32年振りのブラジル−イングランドです。
(全てのゲームで、イングランドに勝てばブラジル優勝!)