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水原カルビと無敵艦隊
なかむ〜 6月16日

長居で日本の決勝トーナメント進出を見届けた翌日、憧れの“無敵艦隊”スペインを観るために関西空港から韓国へ。約2時間のフライトで到着する、とっても近い外国です。

水原はソウルから電車で1時間くらいのところにある都市で、一応100万都市らしいけど、日本で言えば、県庁所在地じゃない地方都市って雰囲気の街。駅前は工事中で結構混んでて、眼前のロータリーに駅前の地下街。なんとなく小田原のような雰囲気でした。そして、水原はカルビが有名な都市。ここまで来て食わずに帰るのは、試合を観ないで帰るに等しい。ということで、スタジアムに行く前にカルビを堪能しました。肉もやわらかく、タレも旨みたっぷりで、美味かったです。骨付きカルビの骨から肉を外す店員さんの職人芸も見事でした。

水原スタジアムへはシャトルバスで10分くらい。乗り場はアイリッシュで一杯で、韓国でもアイリッシュは元気一杯にビール飲んでました。相当数が日本から渡ってきたようで、スタンドもほとんどアイルランドサポーターばかり。そして、アイルランド系日本人サポーターもかなり居ました。スペイン、ちょっぴりアウェーちっく。

スタジアムはちょっと高台に作ってあって、特徴あるメインスタンドの屋根が羽根を広げるようになってます。入ってみて、そのスタンドからの眺望には感嘆するばかりでした。ここでマリノスと水原三星の試合を観たいと強く思いました。そのためには、まずJリーグか天皇杯を取らないとね。

次第に日も暮れて夕闇に包まれた頃、キックオフ。スペインが押す展開を望んでいたけれども、なかなかどうしてアイルランドも攻めてきます。面白い試合になりそう。前半7分、スペインあっさり先制。眼下で決まったモリエンテスのゴールに、拳を突き上げ感動の涙。その後も、アイルランドの攻めを受けては長短パスを組み合わせて押し戻し、ときおり細かいパスを繋いで局面を繋ぐ美しいサッカーを披露。水原スタジアムの2Fの目線のおかげで、十二分に堪能できました。

追加点は時間の問題と思ったら、結局1−0のままで前半終了。技術に優れるチームがパスだけ回して1点も取れない、まるでどこかのチームの負けパターンを観ているかのようでした。案の定、不安が的中。次第に押され始めたスペインはラウルやモリエンテスを交代、攻め手をなくして行きます。終盤、アイルランドに「クインに向かって放り込め」作戦を実行され、最後の最後にイエロ先生がそのクインにファウルを犯して与えたPKが決まり、延長戦突入。がっくし。

双方いくつかの決定機を逃しあった延長戦も終了し、PKに突入。カシージャスが大当たりな一方、ヘタなフェイントを入れて外したヴァレロンに頭を抱えたけど、最後はメンディエタがきちっと決めて8強進出。やれやれ。PK勝ちだったし、ラウルのゴールは見れなかったけど、自分の初観戦で無敵艦隊は勝利を見せてく
れました。ありがとう、水原まで来た甲斐があったよ。そして、アイルランドも、敗れたけれど良いチームでした。今大会僕らを楽しませてくれたアイルランドサポーターのみんなも、お疲れ様。

帰りのシャトルバスは、我先に乗り込もうとする韓国人ばかりで騒然としていたけれど、幸運にも日本語が達者な方に助けていただき、無事ソウルの宿まで帰れました。他にもいろいろお世話になって、韓国の人々は皆親切な方ばかりでした。