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トリコロールの事件簿 その4

マリーシアが巻き起こしたスタジアムでの事件の数々。1990年代から現在までサッカーの歴史には一切影響を及ぼしてはいない無意味な出来事を、ここに公開します。 

会長ご満悦
日産自動車社長でマリノス会長のカルロスゴーンが本を出版した。ビジネス本では脅威の売り上げを記録しベストセラーになった。その本のサイン会が新宿で行われた。当日は混乱を避けるためサインは購入した本にだけに制限され、会話は出来ないなど、厳しい管理の元で行われた。ビジネスマンらに混じった明らかに異質な「O」くんや「B」さんらは警備員からキツイマークを受ける。だが、順番の回ってきた「O」くんは身に付けてきたユニフォームをアピール。するとゴーン会長は大喜び。サインはユニフォームにするし、他の人を待たせてサッカーのお喋り。警備は冷や汗たらたらとなった。

ナビスコvs大学ラグビー
マリノスは劣勢が予想されたナビスコカップ決勝戦をPk戦の末で勝利。ジュビロを下して念願のカップ戦制覇を成し遂げた。マリーシアの一行は外延前駅近くの居酒屋肥後の屋に入った。最初は10名ほどだったが、口コミで広がった仲間は徐々に増える。店内には大学ラグビーの帰りの客も多かったが、お構いなしに大声で騒ぐ。ゴーゴー日産の大合唱や絶え間なく続く乾杯をおこなって、近隣の席の客を帰していく。ついには、店内の約半分を40名近くで占拠した。

日本語が分かると思って
フランスワールドカップ予選でマリーシアはオリジナルの応援ツアーを行った。旅行代理店が押さえたホテルはソウル市の中央に位置するタワーホテルだった。金浦空港到着早々にJFAのお偉いさんと遭遇し、早速「長沼〜腹きってやめろ!」と軽ーいジャブ。チェックインして荷物を置き、ロビーをうろうろしていると何かジャージ姿のあんちゃんたちがチョロチョロしてる。何か涼しい顔つきな大男がいて、「イ・ミンソンに似てるな〜」位の印象。でもチョロチョロしているのを見ているうちに、パイロンやボールを運んでいるのに気付き、「イ・ミンソンだよ!」。タワーホテルは、韓国代表がいつも宿泊するホテルだった。荷物を置いて買い物に出かけようとしても、まだ着いたばかりで勝手が分からない。すぐそばを歩いていたジャージ姿のカッコイイ髪型の兄さんに話し掛ける「K林」さん。「よ〜よ〜あんちゃん、タクシー乗り場どこ?」ふと見るとホン・ミョンボだった。「K林」さん曰く「だって日本語わかると思って。」

日韓激突前夜
同じくフランス大会予選のソウルで。偽ユニフォームを購入するために外出しようとロビーに降りてきた時、チャ・ブンクン(当時韓国代表監督)と遭遇。「K林」さんはすかさず「オクデ〜ハ」(ドイツで奥寺がこう呼ばれていたという噂)。それ以来、どこそこかまわずチャ・ブンクンと遭遇すると「オクデ〜ハ」「オクデ〜ハ」「オクデ〜ハ」「オクデ〜ハ」。確かに両者アジア出身で比較されていたので、チャ・ブンクンはいい思いをしなかっただろう。しまいには「またかよ・・・」的表情。そしてタクシーで出掛けようと、自動ドアーを出たとたんに「K林」さんがジャージ姿の韓国人と衝突。コ・ジョンウォンだった。

残留祝
神戸ウイングスタジアムでの残留を決め、マリーシアの一行は南京町(神戸の中華街)に向かった。焼鶏が旨い店「劉家荘」の2階を20名で貸し切りに。「注文は?」の店員に「とりあえず生を人数分!!」「これ持ってきたんだけど使える?」「生ビール一杯サービス券ですね。かしこまりました。」「20枚持ってきてるんだけど。枚数制限が書いていなかったから。」「え〜。」結局、20名分どころか、あとから来た人の分も加えて全ての人数分のビールをタダにした。

きっかけがなかった
1993年の歴史に残る大敗。三ツ沢での市原戦は井原の見事な自殺点などで失点を重ねた。負けなれていなかった「I」さんは「もう一点獲られたら帰るぞ!」と宣言。その1分も経たないうちに失点。「今度こそ点を獲られたら帰るぞ!」と宣言するも、またも失点。泣いてわめいて大荒れに。「帰るのか帰らないのかハッキリしろ!」と周囲も怒り出す。さらに、劣勢の試合展開にスタンドからは花火や発煙筒がわんさか投げ込まれた。

地下鉄とは訳が違う
フランスワールドカップ予選で韓国に見事に勝利。アウエーの大勝に「N」さんは嬉しくて飲み過ぎて、翌朝に寝過ごした。予約していたソウルからの飛行機の帰国便に乗れなかった。

とばっちり
問題児ウイルはシーズン途中からスランプに陥った。まったくキレのないプレーを繰り返しラフプレーも織り交ぜるために「I」さんや「M」くん「N」さんらは大怒り。三ツ沢での試合後にスタンド最上段からポルトガル語でウイルを批判する言葉を連発。その声に気が付いてスタンドに歩を進めるウイル。スタンド前列のサポーターが「次は決めろよ!」と温かな声をかけたのだが、すっかり切れていたウイルはその声を誤解して掴みかからんばかりの大暴れ。他の選手や関係者が慌てて止めに入った。

いい人だった
1993年、Jリーグが始まる直前の柏とのプレシーズンマッチで「N」さんは柏のゴールキーパーに野次をずっと飛ばしていた。ところが、その野次の相手がひと間違えであったことに気が付いた。「N」さんは「悪い大橋!間違えていた!!」と大きな声で誤ると、試合中でありながら大橋は右手で、わかったわかったと大きなジェスチャーで許してくれた。



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