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6/30 イングランド対アルゼンチン 一回戦屈指の好カードでもあるが,サポーター同士の衝突も不安なこの試合。 しかし試合前の駅周辺は警官の姿も多いせいか,いたって平和だった。イング ランドサポーターはカフェでビールとか飲んでたけどそんなに危なそうな連中 はいなくて,アルゼンチン人も普通にしていた。 しかしスタジアムに入って席に着くとびっくり。ゴール裏だったのだが,ち
ょうど両国サポーターの間に日本人の集団が2〜30人とこりゃなんてやばい
席だ。イングランドサイドのゴール裏だが,予選リーグの一位突破を確信して
アルゼンチン人がチケットを確保しておいたらしく,人数ではアルゼンチンが
とても多い。だからイングランドサポーターのすぐ隣にアルゼンチンサポータ
ーがいるのである。
あと試合開始前スタジアム内の売店近くで,とてもきれいな人がいてイング
ランド人たちが入れ替わり立ち替わり一緒に写真を撮っていた。うーんこれは
きっと名の知れた女優さん違いないと思ったミーハーな僕も一緒に写真撮って
もらっちゃった。あとで出来た写真見たらその人写真うつりが悪いのか,あん
まりきれいじゃなかったのでちょっとがっかりしたけれど(言いたいこと言っ
てますな)。
さて試合の方は前半すぐアルゼンチンのPKがあって,そんときはもう大変。 ペットボトルは飛ぶわ,始まる前から切れてたスキンヘッドの怖そうな人はさ らに切れちゃうわ。近くでは本当にアルゼンチンサポーターにけんかふっかけ ようとした奴がいて,初老の英国風紳士が止めてなんとかおさまる,といった 事もあったらしい。自国の年寄りにたしなめられれば,血の気の多い若い奴も 従うということか,なんとなく分かる気がする。 そんでもってすぐイングランドがPKで追いついた時なんかもやっぱり大変 な騒ぎ。ざまあみろってかんじでまた中指立ててる奴いるし,けつ出す奴も いるし。なんだってグランドもスタンドもすごい展開だよ。僕のすぐ後ろにも イングランド人がいて,そいつらはまあおとなしい方なんだけど,それでも興 奮してくるとツバキが飛んでくる。カモーン,イングラン!って感じで。 試合展開にもスタンドのサポーターの動向にもドキドキしてる内に試合はあ っと言う間にハーフタイム。ところが後半になると一番切れてたスキンヘッド の兄ちゃんの姿が消えてしまった。これは警察に連れ出されたか,酒が切れて 自分から退場したかどちらかだと思ってるんだけど,真相はどうなんだろう。 試合はベッカム退場後に,イングランドが守ってアルゼンチンが攻めるという 展開になってしまったが,それでもいいゲームだった。しかしアルゼンチンは 一人多いくせに,なんで中央をドリブルまたはショートパスで崩そうとするん だろうね。ボールをちらしてサイドから攻めるなんてやらないんだもん,これ は国民性というかアルゼンチンのサッカーなんだろう。どうすれば勝つ可能性 が高いか,なんてことより自分たちのサッカーをやるという。ま,そういうや り方で今まで勝ってきたからそれでいいのだろうけど。 後半30分過ぎからはイングランドサポーターはずーっと同じ応援の繰り返 し。ラッパ隊が延長戦もずっと,大脱走のテーマらしいんだけど,演奏してい た。 結局イングランドはPK戦で負けてしまうのだけど,PK前には両国サポータ ーの間でナイスゲームだったと握手している人たちもいてほっとした。イング ランドサポーターもPK負けじゃしょうがないって感じで騒ぐ人はいなかった (そのころには酒がすっかりきれてたからか?)。 試合後駅までの道も,20分ほど歩いたがフーリガンには遭遇せず。ただ負けたことでいらいらしてる兄ちゃんがいるにはいた。こういうのには近寄らな
い方がいいよね。そんなわけで一番危険だと思っていた試合はけがもなく帰る
ことができたし,内容も最高で今大会でも一番印象深いゲームだった。
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