| malicia witness 2階の目線2007 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| J1リーグ 07-08シーズン 9月2日 柏レイソル 国立競技場 スタンドはひまわり畑のように黄色く染まり、国立競技場とは思えないほどにローカルで、かつ昭和の香りを漂わせて試合開始が近づく。しかし、近づくはずの試合開始は、なかなかやってこない。 「歌長過ぎ。」 「オンステージになってんじゃねぇか。」 柏馬鹿一代、そして、この木なんの木、気になる木・・・。 ハユマのやや緩慢の守備から、軽く放り込まれたクロスが中沢の頭に当たり、待ちに待った試合開始から1分と経たずに先制を許す。必至の想いで守備に奮闘する中沢だが、飛び出しのタイミングやルーズボールの落下点へ入るタイミングなど、やはり疲れが見える。栗原には、まだ、不調の中沢をカバーするほどのエネルギーはない。試合の主導権は柏の手の内にある。 後半に入ると、山瀬が切り返しからシュート。惜しくも南に跳ね返される。 「南!後ろ!!」 この「志村!後ろ!!」のようなお約束の野次は、きっと、南が引退するまで、各チームのゴール裏から飛び続けるだろう。だが、その野次も、リードを許した状況では、スタンドの気勢を挙げるには役立たない。攻めているののにもかかわらず、気が付けばゲームは終盤。そして、決定機は、ほとんど生まれていないのだ。。 「撃て!」 誰もが叫ぶ、そのタイミングで、トリコロールはシュートを放つ。しかし、そのコースには、黄色いストッキングを纏った脚が、ギリギリのところで飛び込んできて、ゴールヘの道を遮ってしまう。 「これって、実は柏ペースなんじゃないか?」 気が付いたときには、時すでに遅し。ゲームは終盤。打開策なく、ゲームはクローズの雰囲気を漂わせている やはり、これが、残留を目指す柏のサッカーなのだ。 「なんとなく90分が終わったな。」 「なんともいえないよなぁ。」 ずっと攻めていた。誰が悪いわけでもなく、何かを間違えたわけでもない。ただ、90分は、私たちを置いてきぼりにしたまま、正確に刻まれていったのだ。 「まぁ、しょうがない。幸い、ここで2週間のインターバルがあるから、しっかりやり直して浦和戦に勝てば良いよ。」 「その前にガンバが・・・。」 「まっ、アウエーだから、しっかり頑張ってはもらって、ホームとカップは絶対に勝つ。」 会話の密度も薄く、脚はまっすぐに地下鉄の駅に向かう。まんまと罠にはまった、そんな90分と解釈するより、諦める方法が見つからない。 今日のポイント ● 悔やまれる緩慢な立ち上がり。 ●目をつぶるよりほかない、マルケスが上がった左サイド中盤の穴。 ●必要以上に大きく表示された電光掲示板の0−1。 今日の査定
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