| malicia witness 2階の目線2007 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| J1リーグ 07-08シーズン 11月24日 アルビレックス新潟 日産スタジアム 最終節は、ここ数年の恒例となった新横浜パフォーマンスとの併催。スタジアムの周辺は多くの人でにぎやかな雰囲気だが、ゲートをくぐればいつもの雰囲気。優勝も降格も関係ないとあっては、観客の数もいつもと最終節とはいえ、大差はない。 スタメンはおろか、ベンチメンバーにも松田と那須の名前がなく、CBのスタメンは中澤と田中裕介。今期サテライトではCBを勤めることも多かったと聞いてはいたが、本番で試してくるとは驚いた。左サイドで小宮山と争い続けるには勿体無い素材なので、使えるのならば歓迎でもある。 選手入場時には、来期から使えなくなる(のだろう)歴代ビッグジャージが四つそろい踏み。相手は同じく adidas をサプライヤーとしていて、ANAデーではあるけれど、さながら adidas デーの様相。日産時代から20年以上続いた関係を解消する、今回のサプライヤーの変更には賛否両論あるが、より魅力的なオファーがあるのであれば拘る必要はないと思う(寂しさはあるけれど)。「ユニフォームなんて、強ければかっこよく見えるんだ。」とはK林さんの言葉。 バックスタンドに晩秋の陽光が正面から照りつけて、まぶしい中にキックオフ。序盤から攻守がめぐるましく変る展開ではあったが、決めきらない決定機だったり、ボールを失うのが自滅っぽかったりするものだから、なんとなくまったりとした雰囲気が漂う。これぞまさに消化試合の雰囲気。 心配だった田中裕介も、最初こそミスがあったものの、適切なカバーリングなどを無難にこなし、安心してみれるレベル。上背もあるし、守りのユーティリティプレイヤーに育ってほしいものだ。 今日の哲也は大当たりだった。 前半も際どい脇下のシュートを一本止めたかと思えば、後半は新潟の決定機を二度三度と止める。危なく飛び出そうな場面もあったか、際どいループシュートを防ぐなど、ポジショニングミスも目立たず。毎度こうならいいのだが。 守備陣がよく頑張った。 思えば、前節にやっと勝てたことが大きかったのか。決定機をはずし続ける攻撃にもキレることなく、守備陣はよく耐えた。新潟の拙攻に助けられた面もあるが、しぶとく跳ね返しては攻撃につなげる。 すると、先制点は河合のシュートから生まれた。 「うおぉ!」 「えぇー!」 「入っちゃったよ!」 ネットが揺れるまで、誰一人として入ると思ってなかったのであろう。普通、入ると予想できれば、入る前には誰かが喜ぶモーションを起こすのだが、このシュートはネットが揺れたとたんに全員がモーションを起こした。予想外のゴールにあちこちで風船が弾ける。自ら100試合に華を添えるラッキーなゴール。 新潟も深井を投入するなどして反撃に出るが、なんとかしのぎきって、ホーム最終戦は白星で。最後の最後に、シンヨコにトリパラの華が咲いた。 なお、この試合では、水沼宏太がホームデビューを飾った。豊富な運動量で決定機に何度か顔を出し、シュートを打つなのど積極性を見せていた。彼も来年が楽しみな選手である。 試合後にはホームゲーム最終戦恒例のセレモニー。 早野監督は成績についてわびるとともに、底上げの成果を強調していた。たしかに、今年は何人かの若手がトップに定着するまでに成長した。小宮山は即戦力の働きを見せ、狩野や山瀬弟がポジションを取り、早くもリーグデビューした新人も多かったが、外国人選手が外れだったのは考慮せねばなるまい。そんな新人・若手に頼った状況の中で、春先当初は2001年と同じ想いで最終節の神戸へ向かうことを覚悟もしていた。だが、結果的には中位までこぎつけて残留を早々に確定させた点は、素直に賞賛したいと思う。 「こっからが開幕だぞ!」 「天皇杯獲るぞ!」 「元旦国立!」 トラックを回ってくる選手・監督に、今年もありったけの想いをぶつける。いい形でリーグ戦を締めくくって、ぜひ元旦国立へ。 今日のポイント ●adidas ありがとう。 ●まずまずだった田中裕介のCB。 ●水沼宏太ホームデビュー。 ●河合のシュートにびっくり。 ●全体的に消化不良ぎみの「消化試合」。 今日の査定
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