malicia witness 2階の目線2006
Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 06-07シーズン

5月17日 福岡  博多の森球技場

ゴールデンウィーク明けの博多の森は何かが違う。00年には松田の挑発、01年には謎の外国人リパティン初登場。今年も何かあるのだろうか。

アビスパは徹底して左から攻める。古賀が積極的に隼磨の裏を取る。古賀がクロスをあげる、しかし誰にもあわない。アビスパには点取り屋がいない。せっかく質のいいクロスをあげても、だれも反応しなければ怖くない。

怪我の平野の代わりに入った吉田が積極的に走る。清水も負けじと走る。こうなればマリノスのペース。組織的に守って来る相手を運動量と細かいパスで崩す。

チャンス到来。しかし狩野のシュートがバーに。大島の決定的なチャンスはキーパー神山のファインセーブにあってしまう。

後半はとんでもない失態。

アビスパの選手の手にボールが当たったように見えた。これでマリノスのディフェンス陣は「ハンド」と勝手に判断し、プレイを止める。ここが命取り。笛はなっていない、プレイ続行中。古賀がクロスをあげる、そこに走りこんできた久藤にやられた。勝手にプレイを止めなければ冷静に対処できたものである。

ここでツキの無い大島を下げ、マイクを投入。

マイクにとりあえず当てるマリノス。先制したアビスパの選手がのってきた!特にホベルトがセカンドボールに食らいつくため、ボールをつなげない。マリノスが前がかりになっているところにディフェンスラインの裏にボールを入れる。

嶋が哲也と1対1になる。
「やられた!」
と思ったが、哲也の好守でなんとか防ぎきる。

まだこっちにもツキがある。

中盤でボールをまわせなくなり、奥を投入。奥がいるといい具合にボールが回る。まだ残り20分近くもあるのに、悲壮感漂う雰囲気。やけくそなシュートやクロスが目立つ。
「何のためにマイクを入れた!」
河合の入れたクロスも「ダメだ」と思った瞬間、いい具合に飛び込んだのが千代反田。オウンゴールで1点返す。当たっていた神山も流石にこれは無理だった。

同点になってアビスパは点取り屋グラウシオを投入。15分1本勝負。

だいける。

隼磨が積極的に上がってクロス、この裏を狙っていたアビスパは古賀、グラウシオが上手にスペースを使う。隼磨の上がった後をだれもケアしないため、簡単にクロスを入れられる。

流石に不味いと思ったのか河合がラフプレイで止めて退場。コマが少なくなったマリノスは引き分けで食い止めるしかなかったようだ、グループ2位以内を確定させるには。


今日のポイント

アビスパにいい位置でFKを与えたのは
 いいキッカーがいないことを踏まえてのことだろうか?
●主審の前田さんのあやふやなジャッジは
 両チームに悪い印象を残しただけ。
●哲也へのバックパスが目立った。
●今年のGW明け博多の森は得に何も無し。






博多名物屋台が並ぶ。


死んでいるっていっても、この前、大幅減資をしたところです。
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