| malicia witness 2階の目線2006 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| J1リーグ 06-07シーズン 7月23日 アビスパ福岡 日産スタジアム それは珍しいことだった。試合後のゴール裏に向かった選手達に、拍手がこれっぽっちも聞こえず、激しいブーイングがこだました。引き分けで勝ち点は1つ得ている。だが、その内容が酷すぎたのだ。ワールドカップがあけても、同じ試合を見せられるとは、誰も思っていなかった。 前半の45分を終え、ロスタイム。 「まずい!」 「押さえろ!」 「足りてない!!」 この試合で唯一、福岡がゴール前に人数を殺到させた瞬間。まったく守備の陣形はとれず、圧力をかけられ、ゴールネットは揺れる。しかしオフサイド。天を仰ぎ、頭を抱えた私たちはため息をつく。 前節の89分に、今季何度目かの89分失点で敗れ、今日は前半のロスタイムで危うく失点しかける。 「45分早いよ!」 「だからオフサイドで済んだんだよ。」 何の見所もなかった前半は、無失点で終える。だが、一つのことを証明したのだ。 このメンバーのこの調子では得点の望みは薄い。 このチームは、相手が本気になる瞬間には持ちこたえることが出来ない。 終わってみれば、無得点で無失点。 「根拠のない期待」を自重すれば、失意のダメージは少ないが、あまりに虚しい。 「まだリーグ戦って半分も過ぎていないんだよな。」 「あと20試合もあるぞ。どうするんだよ、こんなの毎試合、20試合も見ていられないよ。」 「この試合でベテラン偏重をされても、何も生まれないよなぁ。」 「今日のツートップじゃ、何にも出来ないって。山瀬を待つなら、山瀬が入ることを想定して、同じトップ下の選手で試合しておくとかさぁ。」 「監督は良い時の選手が揃った幻を見て試合やってるようなもんだもんな。」 「そりゃ、良い時のマルケスならば、トップ下も兼ねてツートップが出来るけどさぁ。」 「はっきりしたトップ下がいないと、試合に変化が出ないよ。」 会話は弾まない。私たちは長い消化試合に慣れていない。 今日のポイント ●中央をドリブル突破する怖さがない。 ● 無駄でも良いから囮の動きをゴール前でする選手がいない。 ● ロングボール以外にテンポを変えるアイデアがない。 ● マイクには放り込み以外にやらせるつもりがない。 ● 後半が始まったのにボールボーイがいない。 今日の査定
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