malicia witness 2階の目線2006
J1リーグ 06-07シーズン

10月7日 アルビレックス新潟  新潟スタジアム

失点がオウン・ゴールだったことは試合後に知った。だが、オウン・ゴールかどうかは問題ではない。毎試合のように失点の予感が的中することが問題なのだ。昨季から今季にかけて、サポーターの嗅覚は鍛えられた。トリコロールのセットプレーに得点の予感はしない。予想通りに山なりのボールが上がり、予想通りにはね返され、予想通りにセカンドボールを拾えない。

試合後、松田はこうコメントしたという。

「最後はサポーターの勢いにも負けた」

ある意味正しいだろう。しかし、相手サポータの勢いはどうして生まれたのか、考えてみるといい。ともに中位だが、荒天の中で新潟は気概を示した。ホームでは何としても勝つのだという気概を。そんな姿にスタンドは声援を、拍手を送り、選手が応える。さらに燃える。そして、また応援に来ようと思う。相手サポーターの勢いとは、正確にはピッチとスタンドの相乗効果が生んだ勢いなのだ。

先の日産スタジアムでの同カードで、横浜は気概を示したではないか。ピッチとスタンドの一体感が新潟を飲み込んだではないか。この日新潟にやられたように。誰の顔にも満足感が溢れていた。また応援に来たいと思わせる内容だった。それが今ではどうだ。ホームゲームを淡々とこなす。スタンドもそんな光景に慣れ切っている。ピッチとスタンドが、悪い意味での相乗効果を生んでいる。

水沼監督は就任以降、メンバーをなるべく固定してきたが、ここに至り先発入れ替えを示唆した。レギュラーポジションを保証されたことを意気に感じるのではなく、単にあぐらをかいているのならば、特別待遇は剥奪しなければならない。熟しすぎたメンバーでコンビネーションの熟成もあるまい。今必要なのは、試合に飢えた、勝利に飢えた選手。

生憎の天気の中でも3万5千人が詰めかけたスタンドの歓喜の光景を目に焼き付けながら思う。どうして新潟が4万人近いリピーターを獲得したのか、ビッグクラブを標榜するならば真剣に考えなければならない。2万人台で推移するホームの観客動員が、いつ減少に転じてもおかしくはない。

雨と風のため以上に冷え切った体で新潟スタジアムを去っていく。


今日のポイント

●結局は自分に負けた


今日の査定

今野隆之

このままのメンバーでは、天皇杯は100%敗退する。

無得点の予感
-500
失点の予感
-500
-1000

stan

新潟とは仲が良い。その時の力の差や勢いなど関係無く昇格初年度から毎年1勝1敗。負けた気も勝った気もしない引き分けが妥当な試合だったが然して悔しくもない。そんな中位同士の試合。

関越で順調な復興を感じた
300
やっぱり美味いへぎそば
1300
大荒れの天気
-100
スタジアムに来なかった中田市長
-50
点を獲られる気のしない守備
300
点を獲れる気のしない攻撃
-300
あの失点はしょうがない
-100
雨に弱い
-100
穴沢主審
200
-1450







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