| malicia witness 2階の目線2008 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| J1リーグ 08-09シーズン 4月26日 大分トリニータ 九州石油ドーム 「シュート何本打った?」 「勝つ気あったのか?」 「今季最低の試合を見てしまったなぁ。大分まで来て!」 試合後には辛辣な言葉が飛び交う。昨季リーグ戦で3−0、5−0の大差をつけた大分は、この試合を「リベンジマッチ」と位置づけ、試合を盛り上げてきた。はたして、見事にリベンジをされる結果となってしまった。 試合前、大分のスタメンを見る。ウェズレイも高松も外れ、西川がゴールを守るのは厄介なものの、普通にやれればどう考えても負けるメンツではない。 「このメンツで負けたらかなりヤバいねぇ。」 だがしかし、このときトリコロールのスタメンをみて気づくべきだったのだ。開幕戦と全く同じということは、ここ数試合の良さを消しかねなかったということを。 試合開始早々、ビッグチャンスを迎えるトリコロール。小宮山が絶妙のスペースに折り返したボールを、大島がトラップ一発で裏に抜ける。が、西川の果敢な飛び出しに防がれてボールは枠の外へ。この試合最大のチャンスをものにすることはできなかった。 「7番相変わらずだねぇ」 位置取りが中途半端で一部からは厳しい評価が下される隼磨だが、この日も前半から引き気味に位置してしまう。癖なのかリスク管理のつもりなのかは不明だが、マイボールがセンター近くに来てウィングバックが自陣に居るとはどういうことなのか? そして8番。久々に登場したロペスは、開幕戦でこそ抜群のキープ力で攻め上がりに貢献したが、味方がいい位置に居る状況でも1テンポ遅れてパスを出そうとするので、攻撃がスピードに乗らないこともしばしば。さらには、山瀬に守備の負担が増えることや、ロニーとの相性が実はあまり良くなさそうなのもあって、効果的な起用とは思えなかった。 失点は完全な油断。 ノープレッシャーで放たれたシュートは、コースはきわどかったものの、スピードはそうないものであった。後でビデオを見ると、哲也は逆側に体重をかけていたので難しいのだが、そちら側は一応中沢がケアしていたから、やはり油断から状況判断を誤ってる。 「キーパーの差が出ちゃったなぁ。」 ここからが大分の守備は集中していた。前節の清水のようにひきこもるわけでもなく、しっかりプレスをかけてくる。山瀬には二人がかりで止めに入る。トリコロールはサイドを使って広く攻めるわけでもなく、人が多いところで止められる。時折らしいパス交換は見られたが、ペナルティエリアに侵入し、いい形で打つことは非常に少なかった。 後半も、事態は大きく変化しなかった。 「ロペスもういいだろ。兵藤でいいじゃん。」 「7番も清水あたりに変えたほうがいいんじゃない?」 すると監督が手を打ったのは隼磨に変えて山瀬弟。札幌戦では一応実績のある手だったが、この日は独特のドリブル突破も大分の守備の前に通用せず、チャンスを作り出せない。すると、何を考えたのか、監督は大島に変えて坂田を送り出す。 「前線で受けるやつ居なくなったなぁ・・・」。 そして、やっとロペスが兵藤に代わる。 「前半だけで十分だったろう!」 残り10分で何をやれというのだろう? 結局、決定的なチャンスを作り出すことなく、トリコロールは完封負けを喫した。 「久々に文句言いまくっちゃったよ。」 「鹿島や名古屋では内容あったけど、今回は内容もダメダメだ。」 自分は開幕戦以来の生観戦だったが、それと比較しても内容の無い負け方であったのが気になるところ。連休中は連戦になるので、引きずらずにしっかりホームで立て直してほしい。 今日のポイント ●ロペス復帰で振り出しに戻る。 ●スタジアム全体で勝利を奪いにきた大分。 ●失点後は完全に気迫負け。 ●穴子の刺身はちょっと鯛に似た味がする。
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