malicia witness 2階の目線2008
J1リーグ 08-09シーズン

5月11日 ガンバ大阪  万博競技場

心配された雨は上がり、日も射している。試合前の万博では、第32回全国少年サッカー大会大阪大会の開会式が行われていた。ピッチには参加全チームが整列している。退場するときに転がって芝の感触を楽しむ少年たちに目を細めていたのだが。

ピッチから退場した彼らはバックスタンドに陣取っていく。バックスタンドはすべて招待された少年たちで埋まっているではないか。しかもバックスタンドだけでは足りず、ビジター側ゴール裏の半分まで少年たちで占められている。全席種完売とか言っていたが、一体何人招待しているんだ。おかげでビジター席は狭められた。

苦手のアウェイ、しかも相性の悪い会場。ガンバはACLで決勝トーナメント進出を決めたが、リーグでは乗り切れていない。ガンバの気の緩みと疲弊に期待する。

クラシコでは負傷した裕介を交替させなかったことに批判が集まったが、その裕介もようやく万全な状態に戻りつつあるようだ。しかし、今度は先発メンバーに隼磨の名がない。何かと批判を浴びることが多かったが、最近の成長著しいプレーは誰もが承知している。好調の隼磨をベンチに置いて、代わりに先発したのは清水。

試合序盤から、バランスが崩れているのは明白だ。清水は守備に関してはまったく機能しない。必然的にボランチの松田が下がり目になり、右に勇蔵、左に裕介の変則4バックになっている。わざわざ作った穴をガンバの攻撃陣が見逃すはずがない。コーナーキックからの前半17分の失点は、決して不運などではない。安田に右サイドを徹底して突かれた結果だ。

攻撃も単調さが目立つ。今の横浜には「ため」を作る選手がいない。功治はチャンスメーカーではあるがゲームメーカーではない。ドリブルするスペースがなければ、功治のよさは半減する。思うに、この日は不在だったロペスに期待されているのは、「ため」を作ることなのだろう。現状ではロペスと功治は共存できていない。ホームの大宮戦後、自分も含め兵藤の先発を熱望した人は多い。しかし、それが実現すると逆に課題が際立って見える。

早々に失点したことにより、焦って攻め急ぐ横浜。ところが、俺も俺もとゴール前に殺到する割には最後の最後で譲り合う。どうして自分で打たない。勇蔵のフリーキック以外に見せ場らしい見せ場もなく前半が終わる。

後半に入り、ようやく横浜も攻勢に出る。後半19分に同点。反対側からはロニーが押し込んだことだけ辛うじてわかったが、映像で確認すると自らのシュートのリバウンドを頭で押し込んでいた。ロニーの調子が上がっていることだけが好材料だ。何とか逆転してほしい。そして後半30分、桑原監督が最初に切ったカードは……清水を下げて隼磨。結局そうなら早く入れろ。

大島を下げて坂田を入れた直後の後半35分、攻め急ぐ横浜はここまで仕事らしい仕事をしていなかったルーカスにカウンターから一発を浴びる。最近こういう失点パターンが多くなっている。裕介は「自分がもっと詰めていれば」というようなコメントをしていたが、シュートをほめるしかない。ところが、このわずか2分後だった。功治のパスを受けた右サイドの隼磨が、切り返してクロス。ロニーが頭で合わせて再び同点。こちら側で見られなかったのが残念。最初からそうしていればよかったんだ。采配が当たったなどとは言いたくない。隼磨不在の75分間は何だったのだ。

終盤はACLで疲弊しているはずのガンバにゴール前に釘づけにされる。何度も失点を覚悟した。しかし、驚異的なセービングを見せた哲也を中心に、何とか守り切った。やはりお疲れなのか、ガンバがシュートを浮かせて助かったシーンも多い。選手はよくやった。内容的にドローは御の字だろう。アウェイでは実に札幌戦以来の勝点なのだった。

しかし、晴れ上がった空とは対照的に浮かない気分で万博を後にする。隼磨を先発させていれば勝てたのかはわからない。それでも、隼磨の先発落ちには納得できない。これでは相手を過剰に意識してメンバーをいじった昨年の早野監督と変わらない。2点目を生んだクロスを見ると、単調な中でももっと多くのチャンスが生まれた気がしてならないのだ。


今日のポイント

●隼磨不在で機能不全に陥った右サイド

●それを放置し続けた監督
●調子を上げてきたロニー
●サンドバッグ状態に耐え抜いた哲也
●腕まくりした途端に下げられたバレー


今野隆之

これが今の実力と片付けたくはない。選手は頑張っていたのに、わざわざバランスを崩す采配は納得できない。

押し込まれた前半

-200

押し込まれた終盤

-200

勝利に結びつかないのが不憫なロニーの2発

2000

哲也の「鬼攻め」ならぬ「鬼守り」 

1000

短時間で仕事をした隼磨

500

アウェイで勝点獲得

300
監督
-1000
2400

ゆっか

ハユマの登場が待ち遠しかったなぁ…

ロニー!ロニー!

2000

ハユマ!       

500
お兄ちゃんの鬼ドリブル
300
守護神哲ちゃん     
500
よくわからん桑原じいさん 
-1000
ゴール前どフリーなのに、サイドにパスしてくれた遠藤
300
2600

stan

バタバタした落ち着かない試合。タメが無い分もどかしさは感じない。程良いバランスを見つけ出すにはまだ時間が掛かるのだろう。既にシーズンの1/3が過ぎ去ったというのに。

バックスタンド+αを招待客にしてチケット完売

-100

でも少年団でこっちのサッカーの方を気に入ってくれた子がいたから悪い気はしない

100

前半のやられっぷり

-500
動き過ぎだ清水
-200

先に失点するのに慣れてきた

-300

2点目は防いでほしかった

-200

ロニーありがとうロニー

1000
後半の躍動感
500
選手はよく頑張ってる
500
勝ち点1
500
アウェイで勝てないなぁ
-300
リスタート位置に細かい以外は良かった松尾主審
100
試合終了後の空
100
1200

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