malicia witness 2階の目線2008 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
J1リーグ 08-09シーズン 5月17日 京都サンガ 鴨池陸上競技場 新幹線の終着駅、鹿児島中央駅を降りると、南国の陽光が容赦なく照りつける。街頭の温度計を見れば、既に30度を超えていた。観戦側としては夏前で空気が乾燥気味なのがせめてもの救いだが、プレイする側はあまり関係ないだろう。 今日の試合は消耗戦になりそうな予感。 バスに揺られて鴨池競技場に到着。個人的な話で恐縮だが、有料観戦スタジアムがこれで50か所目となった。ゴール裏の芝生席に入ると、低くて傾斜もなくて非常に見づらい。久々に味わう地方スタジアム。 今季最低の試合と評した大分戦以来の生観戦。あれ以降もチームは相変わらずの内弁慶ぶりを続けていたようだ。前節にロニーが機能していたことと、大分戦以降は田中隼磨が調子を取り戻したらしい、というのが久々に観る者としては楽しみのポイントとなる。 「どっちも様子見て後半勝負って感じだなぁ」 予想が的中したのか、前半はどちらもたたみかけるような攻撃がなく、単発で淡泊に試合が進む。時折、京都の田原がいい体制でボールを受けることがあったりもしたが、シュートが枠に飛ばず。それにしても、田原もずいぶんと回り道をして成長したもんだ。 これで柳沢が居たりもしたら、うちの守備陣も混乱するかもしれなかったが、今回は帯同していない。 「京都で柳沢って結構効いてたんだなぁ」 柳沢が居ないことがプラスになる日が来るとは! 後半になってもぬるい試合が続く。まるで(関東的には)季節外れの暑さにやられたかのように、どちらとも淡泊な展開に終始。 「こりゃ坂田か清水が入るまで動かないな。」 とか言ってたら、清水が入った直後に試合が動いた。はるか遠くでゴールネットが揺れるのが見えたが、どう考えても自殺点以外にはありえない状況だった。後でビデオを見たら、隼磨がきれいにけり込んでいた。 しかし、こんなのは偶然の事故のようなもので、本来であれば取り返してしかるべきなのだ。失点を取り返すべく隼磨も惜しいシュートを放つなど、一時は攻撃に迫力が出るかと思われたが、これも短時間で終了し、あとはパスをつなぐだけか、山瀬が単発ドリブルで突っかける攻めくらいしかない。 「眠くなるくらいにつまらない試合は久々だな・・・。」 こうして、事故のような失点を取り返すまでもなく、試合が終了した。 試合後、ゴール裏は沈黙とブーイングで選手たちを迎えた。我々からも辛辣な激が飛ぶ。K林さんの激に拍手で応えた河合は、それを理解していたのだろうか。その答えをカップ戦で見れることを期待したい。 今日のポイント ●見づらい鴨池のゴール裏芝生席。 ●退屈過ぎて試合に集中できない人続出。 ●自殺点云々よりもあのシュートをきっちり枠内へ ●鹿児島サンガサポの応援は高校サッカー慣れ。 ●白熊とビールの食べ合わせは体によくない。
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