malicia witness 2階の目線2008
J1リーグ 08-09シーズン

6月28日 ジュビロ磐田  日産スタジアム

選手達に向けて飛び交う怒号。怒りを含んで屋根に反響するブーイング。その理由は不振に喘ぐジュビロに負けたからではない。もちろんホームで初めて負けたからでもない。選手も監督もあまりに不甲斐ないからだ。

「インターバル明けにこれだけ走れないってのはどういうことだよ。」
「ガンバ戦に向けて体力温存とかいうんじゃねえだろうな。」
「どんな省エネだよ。そんなecoサッカーねぇだろ。」
「このままじゃ、フロンターレ戦はボコられるぞ。」
「だって、あのバイタルエリアに中村と谷口が待ち構えてるんだぜ。」
「やり方代えないと無理だろ。」
「フロンターレ戦に負けて『過密日程が・・・。』とか言うんじゃないだろうな。」

序盤は悪くはなかった。リーグ前半とは山瀬とロペスの位置を前後逆にして、ロペスをプレッシャーから解放。パスが大きく回った。さらには、パワフルなロペスのドリブルシュート。
「これまで散々、宇宙開発をしていたシュートは、これがやりたかったのかぁ。」

しかし、危険な兆しはあった。序盤に西に放たれたシュートは、その兆しの始まりだった。ワンボランチの河合の前にぽっかりと口を開くエアポケット。バイタルエリアにできる大きな空間は、シュートを撃ってくださいと言わんばかりに目立っている。ここはロペスがカバーしなければならないエリアだ。

前田が、太田が、そして試合途中には西と成岡が欠けたジュビロに攻め手はない。駒野も精彩を欠いている。そんな何もしない相手にトリコロールは攻めあぐんだ。
「小宮山ももっとやりようがあるんじゃないか。」
「序盤はよかったのに。」
「いや、ロペスのところを、守備でどうカバーするか決まっていないから、怖くて攻めるに攻めれないんじゃないか。」
つまりは、ディフェンスラインには人が余っている。しかし、その前のスペースには人が足りない。そして、それを選手達は修正できず、ベンチも修正の指示を出せない。ただ、成り行きのままに試合を進めていったのだ。

「あとは、手数をかけ過ぎなんだよ。」
「清水だって、切り返したりこね過ぎだよ。」
「山瀬ですらパスを出した後に走らない。動き直しがないからパスなんて引き出せないよ。」
「縦に一直線にドリブルするだけだしさぁ。」

脚を止めて細かいパス交換で中央を突破しようとする。崩れるわけがない。サイドから単純なクロスを入れるて空中戦で勝てるわけがない。
「そんなクロス入れてどうすんだよ。」
「どこに大島が見えるんだよ!!???」

緩やかな後半の入り方を経て、ターニングポイントを迎える。

「あ〜ロペス終わったな。」
「判るよね、ロペスがさぼりに入る限界の瞬間。」
前半からトリコロールが迎えたピンチの数々は、大半がボランチの前のエリアからだ。ロペスの攻撃面で貢献は小さくはなかった。しかし、それは守備面でのリスクとの天秤にかけて貢献度を判断するのが正しい考え方だろう。そのロペスが、明らかにスタミナ切れを起こし、守備面で限界に達している。守備でのリスクが攻撃のパワーを大きく上回り始めた。
「そろそろ交代だろ。時間は早いけど。」
そこでチャンスが来る。ペナルティエリアに侵入したロペスはフェイントで守備陣をかわそうとするがボールをあっさりと奪われ、ロペスだけがゴール前に。
「おいおい、なんでボールをおいてロペスだけ前に行っちゃうんだよ。」
攻撃が守備に切り替わる。しかし、ロペスは走れない。
「あー、ここで交代だ。ロペスは限界だ。」
桑原監督もおそらく同じことを考えたのだろう。ベンチに選手を呼ぶ(よく見えなかったが、おそらく兵藤)。
「交代だな。当然だろう。」
しかし、しばらくピッチでゲームの動きに眼を移し、再びベンチの前を見ると、途中交代で登場すべき選手は消えていた。そして、失点。シュートを放たれたエリアは予想通り。そして、最も近い位置で歩いていたのはロペスだった。
「なんで代えなかったんだよ。」
失点後に遅ればせながらの選手交代。当たり前のことだが兵藤が登場する。
「今頃じゃぁ遅いんだよ。」

坂田は斜めに走ってディフェンスラインの裏にロングボールを呼び込んでいた。しかし、ロニー、山瀬、清水が上手く絡めない。再三再四、中央で潰されるか、おおざっぱなクロスを入れるだか。とても「クロス」とは表現をしたくないようなレベルの蹴りもあり失笑を呼ぶ。
「おっ、やっと大島だ。呼ばれたよ。」
「それでも遅いよなぁ。」
ところがここからが圧巻だ。桑原監督が大島に念入りに指示を与え始める。

ちょうどそのとき、川口が判断ミスをしてペナルティエリア内をロビングボールが左右する。そこに大島がいれば・・・。
「桑原!てめぇが長話をしてるから大島がピッチにいないじゃないかかぁ!!!」

なんと、桑原監督は大島に長い長い指示を与えていた。そして、その間にツープレーも経過してしまったのだ。

試合後の会話は、もうマトモなものにはならない。

「桑原は何を喋ってたんだよ。」
「爺さんの長話じゃないんだから。」
「田舎町の囲碁センターかっちゅうの。」
「だいたい大島に細かい指示なんてする必要があるのかよ。」
「大島入れれば、やることなんてみんな判るだろ。」
「だから、細かい指示じゃなくて、一つの指示を繰り返してたんじゃないのか。」
「いいか、大島。中央で構えてドーンとな。いいか、大島。中央で構えてドーンとな。いいか、大島。中央で構えてドーンとな。いいか、大島。中央で構えてドーンとな。いいか、大島。中央で構えてドーンとな・・・。」

「そんな指示だよ。」
「それで大島の前に兵藤は『監督、ちょっとすいません、やることあるんで席外します。』って言って、あのとき一人目の交代が遅れたに違いない。」
「いや、違うんじゃないか。きっとこうだよ『大島、お前、ユーロ見てるか?トーレスみたないプレーをしてくれ。』。」
「いや違うぞ。『大島、お前、トーレスとクローゼとどっちのスタイルでやりたい?』って聞いてたんじゃないのか?『ただし、バラックみたいな選手はウチにはいないぞ』って。」
「ちっきしょう。マジでムカついてきた。」

どうするトリコロール。


今日のポイント

自陣のスローインでも大島にヘディングで競り合いをさせるアホ加減。
●相手が一人少ないときに、ゆっくり時間を使ってあげるお人好し加減。


石井和裕

限界を超えました。

長話

600

ベンチ前からいなくなった兵藤

500

ロペス、限界を超える瞬間

200

ハユマのすっぽ抜けスローイン

300

等々力のチケットを買った

100
1700

今野隆之

これが桑原の「恩返し」か。ロペスを連れて浜松大に帰れ。

監督

-20000

選手

-20000
あんたに期待した自分が悪かった
-10000
-50000

ゆっか

試合が寒くて風邪ひきました。

西が早い段階でいなくなった

-100

もっと負けてるような気がするけど、ホーム初黒星

-2000

ぽっかりあいた穴からの失点に、心にぽっかり穴あいた

-2000
夫婦でアップ見学が当たった
4000

昼寝しなかったけど無駄話しちゃったお爺ちゃん

-500
-600

stan

中断明け、配置を変えただけで何も修正出来ていない。唯一の拠り所だったホームで負けない事が崩れ去った今、擁護する理由は何も無くなった。

アクセントにしかなってないロペス

-500

フィットしてない代表組

-300

虚弱な磐田の選手

-200
こりゃどっちも駄目だなぁ
-500

でもナビスコ大分や鴨池京都よりはマシ

500

それなりだった佐藤主審

100
-900

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