malicia witness 2階の目線2008
J1リーグ 08-09シーズン

10月4日 アルビレックス新潟  東北電力スタジアム

序盤には新潟ディフェンスラインの裏へボールを送り込み、攻勢に出る。その勢いは長くは続かない。なぜならば、トリコロールを攻略するのは簡単だからだ。パスの出所を厳しく押さえ込む術がないので、3バックの横のスペースを狙ったパスを出し続ければ良い。しかも、この試合では右に小宮山、左に山瀬弟という初めての布陣。守備における連携は無いに等しい。だから、この試合の前半を無失点に終えた理由は幸運でしかない。あのセットプレーにおけるマークのずれの連続、サイドチェンジをされたあとの中央の固め方、いずれも危険きわまりなく、いつゴールを許してもおかしくなかった。解決策は後半からの両翼を下げた5バックに近い3バック。これでは失点を防げても得点を奪えるわけがない。

コーキチは「攻撃的なサッカーをやりたい」「リアクションサッカーをやりたくない」と3−4−3のポジションに書類上は配置している。ところが、それが原因で守備が機能しなくなり、結局はリアクションサッカーをやらざるを得なくなっている。なんと不幸なことだろう。チャンスの大半は、新潟のパスミスを高い位置で奪ったもの。しかし、深い位置に構える両翼に加えて河合と小椋のボランチでは、攻撃にかける枚数が少なくなるのは必然
「ヤバい!!」
「マズい!!」
「フリーにしてる!!!」
悲鳴をあげる。確かに結果は無失点だ。だが、あまりの悲惨な状況に、前半から涙が出てくる。こんなことは過去に経験がない。とにかく前半は無失点で終えてほしい。この劣勢の原因はピッチに入る選手ではないのだから怒りのやり場がない。ただ、時計の針が早く進んでくれることを願いながら応援するしかないのだ。

コーキチによる小宮山の右ウイング起用は謎采配の典型的事例となる。

「ウチからもっと代表選手を出したい。小宮山も両サイドできるというところを見せたい」と前日に意図を説明した。しかし、小宮山は岡田日本代表監督がトリコロールの監督時代に獲得を決めた選手。関東大学サッカーリーグでは右でのプレー経験も多いため、岡田日本代表監督は、当然のこと、小宮山が右サイドをできることも知っている。それゆえ、この小宮山の右起用は「ハユマ外し」が原因ではなかいと噂されている。トラップミスなど技術的な問題が目立ったハユマを外すことが主目的で、その結果、小宮山が右に回ったという説だ。戦術的な理解が不足していたわけではなく、運動量が不足していたわけでもない。ミスが多かったから外されたとしたら、毎試合のように大きな振りのシュートで決定機を逃し続けている坂田が起用され続けていることとのバランスがとれない。謎は謎を呼ぶ。確実なことは一つだけ。不慣れな両サイドの布陣を前日に公表してしまっているので、新潟の鈴木監督は対策を十分に立てて、この試合に臨むことができた、ということだ。意外性があったのは右から小椋が走り込んできたあのシーン。
「入れろ!」
「来た!!」
「狩野がフリーだ!!」
「そっちか!!?」
「撃て!!」
「?あー!!!」
絶好のチャンスの一瞬に沸騰する感情と沸き上がる多々ある言葉。意外性はポジションではなくプレーであるべきだ。この瞬間こそがフットボール。

「コーキチってさぁ、あくまでGM発想だから、普通の監督だと怖くてできない采配をやってくるよね。」
「降格の恐怖や解任のピンチがある監督ならば、この状況で若手育成の選手起用なんてできるわけがないよ。」
横浜での半額近い値段で、〆張鶴 花、〆張鶴 雪、別選 越乃寒梅を飲みながら苦しい星勘定について語る。
「コーキチってさぁ、きっと小学校の給食で美味しいものを先に食べて人参とか最後に残したタイプだと思うよ。」
「先に勝ち点41まで早く獲ってしまえば、あとはいくらでも若手起用だってできるのに。」

試合終了から25時間を経過。「巷ではトリコロールは自動降格圏との勝ち点差が3しかなくなっている」ことが話題になっている。コーキチは、それを見て見ぬ振りするだろうが、選手たちが、それを意識せずにプレーをし続けられるだろうか。プレッシャーは日に日に増していく。
選手たちにとっては苦しい残留争いが続く。


今日のポイント

力強さが感じられた坂田の突破。
●レベルはともかく全力でプレーし続けた小椋。
●大島を入れてから攻守にバランスが良くなった。
●攻める?守る?なぜここに使われたのか不明だった金井。


石井和裕

本来は勝つべき試合だった。しかし、前半の惨状を見れば、よく引分けに持ち込んだといえる。

不器用だが闘った小椋

200

ハンドだったがカッコ良かった坂田のシュート

400

矢野の足技

200
直接対決アウエーの緊迫感
800

美しい雷

100

狩野の運動量

200
隙さえあればシュートを撃つ大島
300
アルビレックスチアリーダーズの素晴らしい動き
500
2600

stan

アウェイで引き分けと言えば聞こえは良いが、シーズン終盤の残留争い直接対決で主力CB不在の相手に実験的布陣で臨んで勝ち点2をみすみす逃した罪は大きい。

新米の季節

100

謎スタメンでぎこちない前半

-300

謎スタメンでぎこちない前半

-200
どちらもゴールの気配無し
-200

謎采配に対応しつつある選手達

300

ハンドでノーゴールだったけどカッコ良かった坂田のシュート

500
頑張ってくれ坂田
300
小椋、あれは決めないと
100
相手の11番の女優魂
-500
完封
1000
勝ち点1
500
女優の演技に魅せられた野田主審
-300
新潟駅までバスで1時間
-250
1050

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新潟駅を降りたら昼から飲む。それが新潟遠征の王道。


アルビレックスチアリーダーズは他のチアリーダーズと格の違いを見せる素晴らしい動きを披露。


アウエーエリアにビッシリとトリコロールサポーター。

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