malicia witness 2階の目線2009
J1リーグ 09-10シーズン

7月11日 モンテディオ山形  ニッパツ三ツ沢球技場

ニッカンスポーツに掲載された記事
「横浜が勝率5割での折り返しに執念を燃やす。11日の山形戦について、木村浩吉監督(47)は『何とか5割で折り返したいし、引き分けでもいけない大事な試合。そういう重圧もかかるけど普通にやれば負けない。ぜひ勝ちたい』と力を込めて語った。『暑くなればいいね。相手は暑さに慣れていないだろうしうちの選手は簡単にバテないから』と、気候にも期待していた。」

山形は東北の内陸部にある小さな都市。2008年7月の最高気温は35.3度。平均気温は24.4度。横浜の7月は26.9度だから大差はない。冬は寒く夏は暑い。山形県は四季がハッキリしていることで豊富な食材の宝庫となっていることで知られる。山形測候所で記録した過去最高気温40.8℃は2007年8月16日に熊谷および多治見で40.9度が観測されるまで、74年間にわたって国内最高気温だった。

「うちの選手で脚つったヤツはいるのか?」
「もう、しばらく、そんなシーンを見ていないよ。」
「そういえば、小原が小原に見えなかったよ。」
「そうだよ、それだけ、あいつは頑張ったんだよ。」
「もう、デイフェンスが苦手なディファンダーには見えなかったもんな。」
「力を出し切って、最後までやり切って、それでも勝てないってのを見たら、こんなに心にモヤモヤが残ったりしないって。見ろよ、甲府とか、けっしてスキルが高いわけじゃないけれど、頑張って頑張って、それを見せつけられたら、みんな応援するって。お客も入るよ。」
「ほんとそうだよ。」
「だいたい、前半からセットプレーのゾーンディフェンスは、上手くいっていなかったじゃないか。危ない場面があったよ。ちゃんと相手は研究してきたんだよ。だから修正しなきゃダメなんだよ。なんとなくやっているだけでは勝てないんだよ。」
「なんで小椋が入って坂田がアウトなんだよ。俺には理解できないよ。」
「俺は松田アウトだと思った。」
「俺もそうだよ。今日も、松田の動きは落ちていたから。」
「いつものように選手交代すればするほど、どんどん戦力ダウンになっていくんだよな。」
「あれだったら、選手交代しなくてよかったんじゃないの。」
「そうなんだよ。」
「しかも終盤なんて誰も仕掛けないからセットプレーのチャンスなんてないじゃないか。」
「山形は、やっぱり選手が勝負したからフリーキックをゲットしたわけだよ。」
「それと歳をとったけれど財前は、相変わらず上手かったねぇ。」
「さすがだったよ。動きの質が違う。」
「コーナーキックなんて、もう失点の匂いがびんびんにあったよ。」
「しかも、蹴って瞬間に、ゴールされるのがわかった。」
「俺もわかった。凄いボールだった。」
「ゾーンの間で前半からずっとセットプレーの守備はずれていたし。」
「あのコーナーキックのとき、なんでゴール裏はゆったりとした応援だったんだろう。」
「すっごくヤバい流れだったんだけどわからなかったのかな。」
「逆転されたときなんて、さらに失点のムードが凄かった。」
「なんで、あそこでファールしちゃうんだよ。」
「財前が入っているってこと、選手はわかってたのかな。」
「絶対に、ファールしちゃダメでしょ。」
「で、また、前半の終わりに、まったく守備の対応ができていなかった場所に、もう一度蹴られた。」
「で、失点でしょ。」
「あれって監督の指示だよね。」
「スカウティングの成果でしょ。」
「しかも、財前の素晴らしいボール。」
「もう、ああやると失点するってのはバレちゃったんだだから、セットプレーのゾーンディフェンスは見直さないとダメだよ。」
「そうだよね、もう、どのチームの誰が蹴ってもゴールされる。」
私たちは三ツ沢の急な坂を降り、横浜駅の繁華街に近づいている。
「よし、飲みに行くぞー。」
「行かねーよ。」
「もう、言いたいことは、みんな全部言っただろ。」
「これ以上は飲んでも何も生まれそうにないな。」
「今の話を何回もループさせるだけだし。」
「帰りまーす。」

ミッドウイークにはガンバ戦がある。次節は週末にやってくる。時は待ってくれない。監督、選手、サポーター、全てが少しずつ変わらなければならない。変わらなければ、このリーグを勝ち抜くことは出来ない。私たちは、どんなチームで、何を出来、何を出来ないのか、それを自覚して次節からは挑むべきだろう。今や、夢を描けるチームではない。リーグの目標は何なのか。この試合のポイントは何になるのか。次は、チャンピオンズリーグ出場に向けて勝ち点を積み重ねる新潟戦。何を変えるのか、それは、一人一人が決めることだ。



今日のポイント

●宮沢を下げず財前を投入した山形の積極的采配。
● 右サイドを活性化した天野。
●不用意すぎた小宮山のファール。
●毎試合、綻びを露呈するコーナーキックの守備。
●初々しかった山形サポーター。


石井和裕

ガックリきた。試合開始前から雰囲気は緩く、直接対決の緊迫感がなかった。「楽しみましょう」なんて言っていたられる試合じゃなかったはずだ。そして、私たちの周りでは2つのコーナーキックで失点しそうな雰囲気を感じていた。同じように感じていた人たちも沢山いるはずだ。でも、スタジアム全体が同じように感じていたわけではない。それが悲しかった。

素晴らしい財前

500

天野からゴールまで

300

悲しいけど、これが現実なのよね

1000
1800

今野隆之

今年も横浜が大好きな大好きな残留争いに参入。残留争いで燃えさせることが何よりのファンサービスだとでも思っているのだろう。分不相応な練習場で楽しく練習し、それなりの収入と出場機会を得ている選手に、山形のようなひたむきさを求めるのは無理な注文なのか。これでまったく薬にならなければ、降格に向かってまっしぐら。初物に弱いんじゃない。やるべきことを真摯にやったチームに勝利の女神がほほ笑んだ。ただそれだけのこと。

結果も出なければ育成にもなっていない前半戦
-100000
風前の灯だが、あると思わなきゃやってられない後半戦への希望の火
1
-99999

stan

個人能力の差で押し切れるゲームを、効いてた選手を下げて自らクオリティを落としての逆転負け。優勝を目標に掲げ、半分終えて5割に届かぬ成績。決断するには充分な材料が出揃った。

三ツ沢

300

天野先発

100

渡邉→坂田のゴール

500
左サイドでの細かいパスワークでの崩し
300

坂田下げて失点

-500
渡邉と狩野下げて失点
-500
よりによって小原
-300
初ものに弱い伝統
-500
普通だった鍋島主審
100
-600

この試合の感想や意見はこちら






2階の目線TV
confidential 秘密 message 伝言 photo&movies reference 参考 witness 目撃
scandal 醜聞 legend 伝説 classics 古典 index LINK