malicia witness 2階の目線2011
J1リーグ 11-12シーズン

8月20日 ジュビロ磐田  日産スタジアム   (石井和裕)

ユウジーニョの完璧なトラップから一瞬の時を経ることもなくボールはゴールネットを揺らす。つま先近くでけられたシュートは、遂に私たちに得点をもたらした。恐らく、今シーズンで一番の歓声が屋根に反響する。どうしても欲しかった得点。引き分けも許されない大切な試合。ずっとずっとフラストレーションが溜まるシュートの少ない試合展開は、ここで終止符を打つ。

序盤からゲームコントロールは完全だった。アーリアによくボールが収まり、パス回しはスムーズに。
「いいぞアーリア!」
何度も賞賛の声が飛ぶ。

スタジアム全てはピッチのプレーが起点。停滞しない試合展開はスタンドに息つく間を与えない。そして磐田は焦っていた。山田、前田ら主力を欠いた布陣で食い下がるが、中盤に構成力がない。頼みの駒野は谷口と金井が、ほぼ完全に封じ込める。次第にファールが増えていく。そして消耗し脚を攣って倒れる。
「また古賀か!お前の汚いプレーは、もう10年は見てるんだよ!」
「いや、13年位じゃないか?」

木村監督にやられた。アーリアの起用は正解だった。恐らく守備のブロックを深い位置にせざるを得ないと読んで、前線でのキープの時間を長くしようと考えての起用だろう。そして、その意図にアーリアは見事に応えてくれた。小さなプレーであっても、素晴らしいプレーには自然に拍手が沸く、2階席はそういう場所だ。そして、先行きの見えない不安な時代は強い者が求められる。力強くプレーする者は称えられ、小手先の上手さは心を動かさなくなっている。さらに、昨年度の決算発表がスタンドに勝つことを強く求めさせる。勝って抜け出すしかない。

ユウジーニョのゴールは、私達の心を大きく揺さぶった。PKの勝負に心で負けてフェイントに逃げた主将、臆病風に吹かれて、決定機に2度もシュートを撃たなかった副将へのスタンドの鬱憤を晴らした一撃だったから、いつもよりもさらに大きく心が揺さぶられた。

迷うことはない。私達は強くなければならないのだ。追え、心を動かすリアリズム。



今日のポイント

● 期待された磐田の新外人は、ただのファール外人だった。
● 守備の安定は右サイドの小林から。
● 持ち場を離れることが少なかった兵藤と谷口。
● 極めて守備的なプレーで完封。あとはシュートを撃てば良い。
● ホントに痛かったのかよ古賀。









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