malicia witness 2階の目線2010
J1リーグ 10-11シーズン

3月27日 ヴィッセル神戸  ホームズスタジアム神戸   (stan)

きっと厳しいゲームになる。
だが、それを乗り越えていかなければ高みには届かない。

詰らないサッカーと面白いサッカー。
現実主義者と理想主義者。

往々にして、後者が前者に苦汁を飲まされる。

ホームでの神奈川ダービー2連勝の勢いをかって神戸に乗り込んだが、
天敵三浦サッカーにどう相対するのか。
スペースの消し方、プレスの掛け所、シンプル且つ執拗な裏への仕掛け。
愚直なリアリズムは怖ろしいものだ。

一瞬が勝負を分ける。

組織に組織で立ち向かうには分が悪い。
未成熟な今の段階では、個の力のスパークが必要だ。
それを成し得るポテンシャルは充分にある。

必要以上に恐れる事は無い。

そう思えるのは、普通の事を普通にやって結果を出しているから。
正当な競争、腑に落ちる選手交代、セットプレーを軽んじない。

普通って、きっと難しい。

ありきたりでは詰らない。
自分の色を出したい。
奇を衒う。
ギャンブル。

きっと、普通の事を普通にやるのは勇気が要る。

普通の事をやれと云われても、素直に従わないだろう。
チームのベクトルを合わせるには、信念が必要だ。

前へ向かう強い意思。

それこそがチームをひとつにし、観る者とプレイヤーを楽しくしている。

それ故に、「今」は寛容になる必要がある。

「今」は大人のサッカーが出来なくても仕方が無い。
風を受け、前に進まんとする帆を畳む必要は無い。
失った勝ち点は戻ってこないけれど、其処に前への意思があったのなら、構わない。
失敗は明日への糧として、きっといつか役に立つ。

神戸戦の前と後、その想いに変わりは無い。

ゲームは、戦前の予想通りの厳しい展開。
自由にやらせてくれない相手。
ナイーヴなジャッジ。

フラストレーションが溜まる。
ミスが増える。

悪循環。

青天の霹靂。
渡邉のゴール。

守り切るのか、攻め続けるのか。
迷い、意識のずれ。

水際で堰き止めるシーンが増え、攻めが単調に。

ロスタイム。

大人のチームなら、ゲームをクローズする手段としてキープを選ぶ所。

前へ。

ボールロスト。
ファウル。

ゴール前での相手FKは、ここまでよく凌いできた飯倉の手を掠めていった。

直後にタイムアップ。

ロスタイムで勝ち点を失うのはショックだ。
低調だったゲーム展開もあり、拍手をする気にはなれなかった。

時を経て思う。

何が出来て何が出来なかったか、整理して成すべき事を成せば良い。
前を向いて行こう。


今日のポイント

●しぶちん三浦サッカー健在。
●エースの証明、一瞬の隙を突く渡邉のゴール。
●ゲーム展開によって交代枠を残した事が嬉しいのは何故だろう。
 正解だったかどうかは問題じゃない。
 そうした当然の判断が出来る事が大事だ。
●新基準がどうこうじゃなく、松尾主審は松尾主審だった。


[今日の査定]前へ、前へ。










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